新年...
焼けまして...
お肉...
いただきます♪
「アリス、あけましておめでとう♪
いっしょに、阿蘇神社にいかない?」
「ごめんね、今からトイレ。
だからいけないの...」
2018年、元旦
「新しい介護用胴輪だよ。
Sサイズになっちゃったけど...」
「ありがとう」
少女の頃の元旦の空を
思い起こしてみても...
仰ぎ見た空は
青く透きとおっていて...
見つめていると青空に
吸いこまれそうな気がしたものです。
読者の皆さま、
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
今年も
「続・阿蘇の国のアリス」を
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは...
ビールのようなオシッコをしたら、
旅の始まりです。
今年も三社参りからです。
※高森阿蘇神社
「阿蘇の国からきた、アリスです。
一年間ありがとうございました。
誕生日を迎えさせてください」
「私からもお願いいたします...」
※幣立神宮
「あっ、ビーくん♪
あけましておめでとう」
「つぎは、高千穂神社だね」
その前に、
ママが行きたかったカフェへに
寄りました。
※TAKACHIHOYA
入口で一対の狛犬がお出迎えする
神社カフェです。
「開いてた♪」
人間は長く生きると、
誰にでも運、不運が
あることがわかってきます...
いい時と悪い時は交互に訪れる
という人がいますが、
それは嘘です。
運のいい人間と、
運の悪い人間は
あきらかにいます。
※高千穂神社
昔から人間が何か、
誰かに祈ったり、
頼み事をするのは...
運、不運、の存在を知り、
運の悪い方に自分が
入らないよう願っているからです。
脳腫瘍の影響で、
時々アリスは
身体を震わせることがあります。
「ぼくがいるから大丈夫だよ」
一度声をかけて
身体を抱きしめると、
ピタリと震えは止まります。
「きみは、
ぼくと同じ量の
運で生きてるんだね」