犬を飼わないということ | 続・阿蘇の国のアリス
犬は家畜化されて
15000年という歴史があり、
猫は9500年だそうです。

昨今、「猫ブーム」
といわれていますが、
実は飼い猫の数は横ばい、
一方の飼い犬の数が
減ってきたということらしいです。

「動物愛護センター」で
処分されるその数は、
年間10万頭にのぼるそうです。
(動物愛護法の改定や
多くの自治体、
ボランティアの方々による
活動があって、
10年前と比べ4分の1にまで
減りました)

好きで飼い始めた犬を
「飼えなくなった」
「病気になった」「飽きた」
という理由で、
「引き取り」すなわち「殺処分」を
頼みにくる人間の精神構造を
ぼくは疑います。

我々は彼女らを選べたけれど、
彼女らは我々を選べなかった。

だから我々には
最後の最後まで世話する
絶対の義務があるのです。

それができないどころか、
自分から保健所に持ち込むなんて...

どうしてもそうしたいなら、
他人にやらせずに
主人自らの手で殺せばいい。

そういう強い言葉が
抑えようもなく出てきます。