天国の道あの夏の日から、三月二十六日が私の生きる目標となりました。しかし、余命一カ月といわれた私の場合、今からさらに一カ月の命を上乗せすることは可能なのでしょうか。できることなら、生きてはいるが意識不明だったり、痛みで苦しんでいるような状態で、記念すべき誕生日を迎えたくはありません。理想をいうなら、ジュジュくんファミリーともなかくんファミリーに囲まれて、パパとママとは、涙目でお互いを指さして、笑い声をあげたいものです。2015年6月 裏山にて