弱虫のオオカミ | 続・阿蘇の国のアリス
イヌの先祖をたどれば、
もともと弱虫のオオカミだった、
というネイティヴ(その土地)
の人がいます。

自分でリーダーシップを
取って生きていけない
はぐれ者のオオカミが、
オオカミのリーダーのところに
ついていく代わりに、
人間をリーダーにすることにして、
そばに来て、言うことを聞くようになった。

実際にイヌは、
強い仲間の言うことは
必ず聞いていますものね。

ちょっと、待てよ。
考えてみると、ぼくの方が、
アリスの言うことをよく
聞いているような気がする...。

「パパ、ご飯」「パパ、トイレ」
「パパ、ドライブ」「パパ、愛して」

と、すると、
アリスがオオカミで、ぼくがイヌ?

そうだったのか...
ぼくはアリスがいないと
生きていけない
弱虫のオオカミだったんだ。

「だから、これからも頼むよリーダー」

さて、2月22日は、
ホーちゃんの誕生日。
と同時に、猫の日。

一方のネコはと言うと、
エジプトのファラオが
神とあがめたように。

人間が下僕で、猫が主人なのだ。

「愛する、オオカミ様」