バードフィーダー | 続・阿蘇の国のアリス
すぐに旅に出られるよう、
昨夜は玄関で眠りました。


旅の前にトイレに行くと、
休耕田の草刈りが終わっていました。


これから半年、
ここが私の
ドッグランとトイレになります。
親友だったキツネのレッドも
ここに眠っています。

「リンドウの花畑」...

冬に、パパと二人で
レッドの亡骸を埋めたら、
翌年の春、
たくさんのリンドウが
その場所から出てきたので、
そう呼んでいます。


「レッド、久し振り。もうすぐ私も逝くよ」


バナナのようなフンをしたら
旅の始まりです。


しかし、
今日はいつもと様子がちがいました。

「コッ、コッ。
アリスちゃんおはよう~♪」


「おはよう、ヤキトリ。
気をつけてね。最近、
タヌキのイエヤスが
うろついているから」


そのうち、
トクナガ三世もやって来て
みんなで庭の雑草取りをはじめたのです。


おまけに、
漢方薬まで食べさせられて...。


「ヤキトリもどうぞ」


いつのまにか、
私は車の中で居眠りをしていました。


パパは新しく買った、
バードフィーダー(餌台)を下げました。


鳥はすぐに来ました...


メジロでも
シャッキントリでもなく、
ママドリがやって来ました。


「おつかれさま」