臼杵の前に... | 続・阿蘇の国のアリス
5月18日は、
お梅とフー子が、わたしたちを
臼杵に連れて行ってくれる日です。


一カ月前、
ママの誕生日を、
「ふぐ」で祝ってやるはずが、
熊本地震が起こってしまい
延期されていたのです。


ママはこの日が来るのを
心待ちにしていました。


途中、竹田に立ち寄りました。


20日に、
ジュジュかあさんが来られるので、
その時の贈り物を買うのです。


「但馬屋」さんは、
大分県で最古の和菓子屋さん。
創業は文化元年(1804年)。
日本は徳川将軍家第11代家斉の頃、
フランスではナポレオンが皇帝に
就任した年です。


人気の「三笠野」「荒城の月」
詰め合わせを買いました。


「但馬屋」さんを出ると、
パパがもう一軒寄りたい
と言い出しました。
どうやら、
以前から気になっていた
お店があるようです。


初めて行く、
「釣具センター竹田」さんは、
パパにとって、
宝箱のようなお店でした。


五ヶ瀬川の大ヤマメ、
長湯温泉の大アマゴ...


椎葉ダムのサクラマス...。


他にも、たくさんの
大物の写真がありました。


そして見つけました...「郡上タモ」!

掛けたヤマメをすくい入れたり、
引き抜いて受けるための玉網で、
中でも、「郡上タモ」は、
釣り師にとって、
あこがれのタモなのです。

「これは、釣りキチ店長にプレゼント♪」


「そろそろ臼杵に行かなくちゃ!」


わたしたちはこうして、
臼杵の扉をほんの少しずつ
開いていったのです。