フォーチュンサイクル占い | 続・阿蘇の国のアリス
ママとパパは、ランチに、
一の宮町の
「女学校跡」にいきました。


女学校跡内の
「ティアンティアン」さんは、
フランス文化に包まれたカフェ。


そこで、
ママとパパは、
野菜の旨みを引き出した
「野菜プレート」を注文しました。


料理を待つ間、
ママは棚から本を持ち出し、
読み始めました。


本のタイトルは、
「フォーチュンサイクル占い」…


どうやらママは、
自分を占っているようです。


ふむふむ…


「幼い頃から女王様の風格…


威厳に満ちた態度に
みんなが平伏します。
また、美食家なので
食べることでストレスを
解消しょうとする傾向が
あります…だって」


「笑える…でも、あたってる」


「じゃあ、パパは…」


「マジシャン…?
相手に合わせて色々な自分を
演じることが出来ます。
あなたが気を付けないと
いけないのが、
いいことも悪いことも
実現してしまうことです。
あなたは、
魔法使いのように、
夢を叶える人…なんだって!
ほんとうかな?」


ママがそういうと、
パパは、
「目を閉じて、
20数えたら目を開けて。
ママのこと、
大好きな人が現れるから」
といいました。

ママが20数えて、
目を開けると…。
窓の外には、
ママを見つめる
パパと私がたっていました。


ついでに、
イケメン店長を占うと。
努力家の現実主義者…


にせモンは、
ムードメーカーと出ました。


「ねぇパパ…。
もしもパパが魔法使いなら、
ママの肺がんを消してね…」