最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『もうじきたべられるぼく』
はせがわゆうじ作 中央公論新社
確か何かで 食育指導に良い とかを読んで手にした絵本。
牛である ぼく は自分がそろそろ食べられてしまうらしいと悟る。
そこで逃げるのではなくて、お母さんに会いに行くことにした。道中、馬のように走ってみたかった。動物園の動物たちのように愛されてみたかったなと思いを巡らす。
そして、お母さんのいる牧場に着いた。
優しかったお母さんは自分を見てどう思うだろう。
もうじきたべられる ぼく に会ってお母さんは嬉しいかな?
読んでいて切なくなりました。いつも美味しくいただいている命。最後は何を思っていたんだろう。
もっともっと感謝しなければと思いました。
ラストの
せめて ぼくをたべた人が
自分のいのちを 大切にしてくれたら
いいな
本当に心からそう思います。