最近読んだ本の感想を書いてます。あくまでも、私個人の感想なので、捉え方が違ったり好き嫌いもそれぞれかと思いますのでご了承下さい。
『裁判官の爆笑お言葉集』
長嶺超輝 著 幻冬舎新書
裁判の様子は実際に見たことがないので、ドラマや裁判を傍聴されている芸人さんの話とかしかわかりませんが、法の下に人が人を裁く現場。裁判官も1人の人間だから、本音が見える判決時の言葉が集められていた。
表題にある 爆笑 。正直読んだ私はどのお言葉も、爆笑 はしませんでした。
もっと裁判について知っているとか法律の勉強をしているとかなら爆笑できたのだろうか??
ただ、爆笑とまではいきませんが、法律や過去の判例で裁判官自身も悔しい苦しい判決を出さなければいけなかったんだなと感じるお言葉もありました。
裁判官は感情的になってはいけない仕事、公平公正な立場だと思いますが、怒りが滲み出ていたり、呆れていたり、被告人の当時の心情に寄り添っていたりと言葉の中に裁判官の気持ちが読み取れるんだなと知りました。
傍聴を趣味とされている方は、推し裁判官がいらっしゃったりするのかな?
沢山の裁判を抱えている裁判官。大変なお仕事だなと改めて感じ、今後の裁判の見方も変わるかもと思いました。