自己紹介できますか? | 就活指南ブログ~納得行くまで~

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年々厳しくなっていくと言われる就職活動。
当時こうしておけばよかった、こうしておいて良かった。
面接で聞かれた事・ウェブテストで出たあんな問題。
内定を貰った今何を考えるか…。

自己分析って具体的に何をやればいいのか分かりませんよね。
まず簡単なのは長所や短所を考えることですが、それだけじゃ何の役にも立ちません。


さて、本日は「自己紹介」についてです。
「初めまして、私は○○大学○○学部○○学科の○○と申します。よろしくお願いします。」
まあ、これでも自己紹介なのですが、会社によっては面接でこんな風に言ってきます。

「ではまず始めに、○○さんの自己PRを1分(ほど)でお願いします。」

どうしましょうか?1分って結構長いんですよ。400文字くらいです。

自己紹介自己PRのアドバイスとしては、
自分が今までどんな価値観を持って行動してきたかが分かるようなことを話す。

例えばこんな自己紹介があったとします。
「私は、○○大学・・・と申します。大学では体育会サッカー部に所属しております。全部で50名ほどのプレイヤーがいる中で、3年次からレギュラーとしてチームに貢献してきました。キャプテンや副キャプテンなど、特に役職には就いていませんが、後輩の面倒を見る係りとして貢献しました。3年次にチームが苦戦し関東リーグの2部から3部に降格してしまったのですが、4年次にこれまでの反省を活かして部の全体で筋力トレーニングを強化しようと決意し、4年次には3部で全勝し2部復帰を達成しました。3年次での失敗を的確に分析し、4年次に上手く乗り越えられた経験は、今後社会に出てもきっと役立つと思います。」

一見上手くできた文章に見えますか?でもよく考えるとこれって、自己紹介ではなくこの人の所属するチームの紹介ですよね。

自分が今までどんな価値観を持ってきたのかを考え、自己紹介に盛り込むことによって、その人の人となりがなんとなくつかめるようになります。

面接での自己紹介ではこれを意識しましょう。

また、自己紹介を考えることは更なる自己分析につながります。

例えば、
自分は集団の中でどんな役割を担ってきたか?
その役割を果たす上で何を意識してきたか?
周りが言うことを聞いてくれないとき、どうしてきたか?

全て面接でのあるある質問です。

では、ひとつ私が考えた自己紹介文。

「私は、○○大学・・・と申します。大学では体育会サッカー部に所属しており、誰よりも負けず嫌いの自信があります。キャプテンや副キャプテンなどの特別な役職には就きませんでしたが、3年次に3部に降格してしまった悔しさを晴らすために、4年次にはチームを引っ張ろうという気概で、勝つために何が必要かを考えるようにしてきました。チームの指針としてフィジカルの強化がでたのですが、筋力トレーニングは目に見える成果が少なく部員のモチベーションを維持するのが困難でした。そこで私は、普段の練習で頻繁に、昨年負け続けた悔しさを何度も思い出させ発破をかけ続けました。すると、部員全員が一生懸命に筋力トレーニングに取り組み、戦績としてもリーグ全勝と2部復帰を果たすことが出来ました。この負けず嫌いの精神を活かして、社会で活躍していきたいです。」



ひとつ私がオススメしたいのは、

自分の年齢、出身地、大学名などを一切出さずに、自分のことを何も知らない人に自己紹介してみる。

自己紹介とは、自分がどんな人物なのかを簡潔に分かりやすく相手に紹介することです。

思考のヒントとして、自分が今まで大切にしてきた価値観を具体的なエピソードと共に紹介するとやりやすいかもしれませんよ。

また、何か自己分析本を買って取り組むというのもありかもしれませんね。下で紹介している本は私もやっていました。





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