就職活動の主な流れ | 就活指南ブログ~納得行くまで~

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年々厳しくなっていくと言われる就職活動。
当時こうしておけばよかった、こうしておいて良かった。
面接で聞かれた事・ウェブテストで出たあんな問題。
内定を貰った今何を考えるか…。

私は体育会系の部活に所属していたのですが、先日後輩に
「就活ってどんな感じなんですか?毎日やるんですか?」
という、まあアバウトな質問を投げかけられました。

それくらい自分で調べろよとも感じましたが、1年前の私も正直何から取り掛かればいいんだろうと思いながらのスタートでした。
それでも何とかなるのが就職活動ですが、精神衛生は就活ですごく大事なポイントですので、後輩にはできるだけ答えてあげました。私が内々定を貰い、就職活動を終了したのは8月の終わりごろですので、そこまでの説明で。


12月から各社個別説明会や、合同説明会があります。
多くの企業は、説明会への参加がエントリーに必須でないケースが多いですが、後々選考結果に影響を持つことは多々あるそうです。また、説明会に参加しないとESが提出できないなど、説明会への参加を必須事項にする企業もあります。12月から3月の間は非常に多くの説明会が開かれており、大学の授業との両立が大変なので、上手くスケジュールを組むのが難しくなります。

1月からはESの提出が始まってきます。(12月の提出を期限とする会社もあります)
私は1~3月の時点で50社ほどに提出しました。数が多く、手書きのESは本当に疲れますので、早いうちの提出を心がけましょう。
ESの提出が間に合わず、コマを減らすのは意外にダメージ大きいですよ。

また、2月ごろからはOB・OG訪問が多くなります。
所属する部活やサークルのOB・OG訪問がメインとなるかと思いますが、私のような体育会系の人にはひとつ注意を。
部活のOBに訪問をするのは、かなり気が楽で、OBの方々もものすごく親身になって相談に乗ってくれるのですが、
最近の部活の近況報告をしたり、雑談であったりに時間をとられがちになります。
なので、限られた時間しか取れないお昼時ではなく、時間を多目にとっていただける夜に訪問させてもらえるようにお願いするといいです。
部活・サークルだけでなく、大学の就職課に斡旋してもらうのもとても便利です。
第一志望群に考えている企業に勤められている大学OBの方に積極的に連絡をとってみるといいです。
OB訪問としてその他考えられる相手は、高校時代の先輩、訪問したOBからの紹介なども考えられるので、
なるべく交流の輪を広げたOB訪問をしてみるといいでしょう。特に、あまり知らない人との会話は面接の練習にもなります。

3月もひたすらエントリーが増えてきます。また、ウェブテストもたくさん受けることになります。
ウェブテストは、企業によって多様な種類がありますが大きく分けると、
自宅のパソコンで受ける「自宅受験型」
多くの企業が共通に採用している問題群「テストセンター」
自宅受験型は、多様な問題の種類があり、SPI、CAB、GAB・・・、本当に多いです。どの企業がどのテストを採用しているかを事前に把握しておくのも大事なポイントです。
テストセンターは、全国の指定された会場でパソコンに向かって受験するものです。非常に多くの企業が採用しており、試験会場では常に多くの学生が受験していますが、全員違う企業の試験を受けていることになります。

4月1日から一気に面接が始まります。一番気をつけたいのは面接の時間を間違えてしまうことやダブルブッキング。
時間間違いからの不合格は本当に目も当てられない始末なので、言うことはありません。社会人というよりは、大学生として失格です。気をつけましょう。

ダブルブッキングに関して。
A社の一次面接を4月1日の10時に予約。B社の一次面接を4月4日の12時に予約。
4月3日の18時ごろA社から一次面接通過の連絡と二次面接の日程お知らせ。(二次面接4月4日の11時半)

となった場合は確実にAかBかを選ばなければなりませんね。しかもほとんどのケースで、前日の営業時間終了以降の面接日程の変更はできません。
こうなったら、覚悟を決めてどちらかを選ぶことになります。
就活中、こんなケースが何度も何度も発生するので、できることなら1日の面接回数は3社以内がオススメです。
もしかしたら時間をずらしてもらえるかもしれない。
※面接の辞退を決めた企業にはしっかり連絡しましょう。そういった社会人として(ぶっちゃけ、人として)の責任感を学生のうちからつけておいたほうがいいです。私の周りには、無断での面接辞退(いわゆるブッチ)をする人が何人かいました。彼らの中には誰もが羨む大企業に就職した人もいましたが、ホウレンソウの基本ができていない人は本当に残念でならないです。

5月になると内々定の連絡を貰える人とまだ貰えていない人に分かれ始めます。
前者についてはおそらく志望度の高い企業に内々定を貰い、就活を終了する事と思います。
後者については残りの駒が減ってきたあたりから次第に焦り、ESを提出する作業に戻るでしょう。5月6月7月はその繰り返しだと思って良いです。

8月ともなると、採用数の枠もかなり狭まります。正直ここまでくると辛いのですが、ここでひとつ考えていただきたい。
なぜ、ここまで落ち続けたのか?
夏採用(8月9月)の面接では確実に次の質問がされます。
別企業で内々定を持っている場合「なぜ、内々定を持っているのに就活を続けるのか」
まだどこからも内々定を貰っていない場合「なぜ、今まで不合格を貰い続けたと思いますか」
これは圧迫面接でも何でもありません。素直に考え、素直に応えましょう。
本当は4月でも5月でも、会社から不合格通知を貰ったときに考えたいことではあるのですが、次の面接次の面接と、目が回るような忙しさです。
なので最悪でも8月の夏休みに入るまえに少し時間的余裕も作って、悩んでいただきたい。
ちなみに「実力不相応な企業ばかり受けてたから。」というような応えはおそらくNGです。
それ以外に必ず反省点があるはずです。
私はここで深く反省し、面接でも素直にこのことについて話すようにしました。
その結果8月だけで内々定を4社から頂くことができました。

私の場合は素直にこう応えました。

就活を舐めていました。部活の先輩が毎年3月4月に大企業から内々定を貰っている姿を見て「自分も上手くいくんじゃないか」と楽観し、企業研究・業界研究といったことを究められず、熱意がアピールできなかったこと。自分が本当は何をして社会に貢献していきたいのかという将来のビジョンをしっかりとイメージできていなかったことが原因だと考えています。夏休みに入る前にこれらについて深く考えた結果、現在はこの業界で営業として活躍していきたいと思っています。

8月に内々定をいただいた4社全ての人事の方から「あなたはよく業界について勉強されている」とのフィードバックを頂くことができました。
反省を生かすことができたなと感じた瞬間です。

8月に入っても内々定をもらえなかった場合は、もう一度このページを見に来ていただけたらと思います。