鮨 須藤 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月18日(金)】

 

3連休を利用してmywifeがこちらに遊びに来たので、初日の夜はお約束の須藤さんでお鮨を楽しみました。

 

なんとこの日の予約はボクたちのみ。決して貸し切ったわけではありません(笑)。贅沢な時間の始まりです。

 

スーパードライの生で乾杯!!。

 

スタートは枝豆。

 

もずく酢。繊細なもずくは大船渡産とのこと。この日も暑かったので、酸っぱいものが美味しい。

 

とうもろこしの冷製茶碗蒸し。とうもろこしの風味が濃密。

 

冷酒をおまかせでお願いしたら、いきなり新政が出てきた!!。この日ボクたちが行くので、残しておいてくれたとのこと。ありがたい!!。最近は、飲食店でも入手に苦労するらしい。

 

水蛸の旨煮。煮てはいるが軽い旨味付けなので、山葵をちょっと乗せるのがいい。

 

お造りは水蛸、カンパチ、鰹の藁炙り。蛸はこんなに切り刻まれても、まだ生きてて動いてる。恐るべし生命力。

 

山形県酒田酒造の上喜元 初夏の浜辺。スッキリ軽快な夏酒。

 

ホタテの磯部焼き。このホタテの立派なこと。

 

ここからお鮨。

豊後水道のイサキ。旨みが乗っている。

 

包丁の仕事が美しいソデイカは、柑橘の風味で。

 

漬けマグロには芥子と柚子。

 

こぼれ落ちるくらい(笑)たっぷりの雲丹。

 

鱚の昆布締め。昆布は白板昆布を使うというこだわり。

 

そして唐子づけ。これを食べるために、わざわざここに来る価値あり、と思える一貫です。

 

山形県六歌仙の山法師。純米吟醸生酒で、酒器ともども清涼感があっていい。

 

鹿児島のしんこ。しんこはコハダ(コノシロ)の小さいやつ。3枚重ねの握りが美しい。

 

半熟いくら、美味いです。

 

大トロの藁焼き。炙りの香りで、脂の重さを軽減する作戦は正解。

 

芝海老入りの玉。

 

手渡ししてくれるネギトロ。ネギもトロも美味いが、何気に海苔が主役だったりして。

 

ここからは追加で握ってもらったもの。

コハダの中に、唐子づけで使った海老のおぼろを挟み込んだ一貫。この意外な組合せ、その美味しさに思わず唸ってしまった。

 

最後は干瓢巻き。干瓢作りが盛んな栃木県壬生(みぶ)町まで仕入れに行き、手間をかけて煮込んだ干瓢は、巻寿司に入っているアレとは別物。この干瓢巻きも絶品でした。

 

出汁の効いたお味噌汁で、お鮨の余韻を楽しむ。

 

今回も大将や奥さんとゆっくり話ができて、とても勉強になりました。見えないところの細かく丁寧な仕事があっての、このクォリティのお鮨、料理なんだと改めて実感。知れば知るほど、その奥深さには驚かされる。ここにもハマるとヤバイ世界があります(笑)。