【9月8日(日)】
午前中に父の三回忌の法要を滞りなく済ませ、参列された方々と一緒にお昼をいただきました。
場所はロイヤルパークホテルの日本料理 錦。個室をお願いしてたので、ゆっくり寛げます。
献杯はノンアルのスパークリングで。
これ、シャルドネ使ってるだけあって、風味豊かで美味しい。ヘタなスパークリングワインよりよっぽどいいぞ。
前菜は上の方から落花生豆腐と利久だれ、南京旨煮と平麦餡、山形県産だだちゃ豆、黒あわび茸利休揚げ、野菜煎餅。なかなかのクオリティーで上々のスタート。
飲めるのは3人だったので、ソムリエさんおすすめの白をボトルで。
山梨県Manns Winesの“しふく”。甲州種を使って丁寧に作られたワインで、ソムリエさん曰く「出汁にあう」とのこと。確かにそんな気がしないでもない(笑)。ちなみにManns Winesは、キッコーマンのグループ会社です。
椀ものは焼き茄子と鱧の吉野葛仕立て。葛のとろみもあって、優しい味の出汁。鱧には梅肉がのってるので、これくらいがちょうどいい。
お造りはしっかり歯応えの残っている縞鯵と、メバチマグロの赤身。
太刀魚とオリーブ地鶏と彩り野菜の焼き物。山椒の効いたみぞれ酢は、どちらにつけても美味しくなる。
海老は湯葉揚げで衣の食感がいい。ししとうの下のは讃岐でんぶくの紫蘇揚げ。讃岐でんぶくは、香川近海で捕れるナシフグのことで、他ではあまり流通していない希少な食材らしい。ちなみにこのししとう、久しぶりに当たりを引いてしまった(泣)。
茸の炊き込みご飯には、秋鮭とイクラの親子のせ。美味しくいただきました。
デザートは、きな粉プリンにほうじ茶ジュレのトッピング。甘さ控えめでよろしい。
食後のコーヒー。
昼間から美味しい料理とワインで贅沢させてもらいました。特に料理はひとつとして「ん?」というのが無い完成度。次回は法事の御膳ではなく、料理長おすすめの懐石を食べてみたいな。
余談ですが・・・今回集った親戚の方々、ボクより年上は全員女性でした。日本の平均寿命の男女差は6歳。みなさんだんだんその年齢に近づいている、つまりそう言うことなのだろう。