【8月11日(日)】
さて、今回の帰省で一番楽しみにしてたのが鮨松さんでの食事です。
もう、何も言わなくてもエビスが出てくるという常連っぷり(笑)。
江田島のタコとたたきオクラ。酸味とネバネバがこの季節はいい。
気仙沼のカツオのたたき。カリッとした皮目が香ばしい。ここは生姜醤油で。
愛媛県の鱧の焼き霜造り。最初に丁寧に骨切りしてたのがこれね。湯引きではない、生っぽさがいい。
こうなると早く日本酒が飲みたい(笑)。
長野県木曽の湯川酒造店、十六代九郎右衛門。愛山の生酛仕込みで、アルコール度数低め。適度にフルーティ、甘さも感じられ1杯目としてはいい選択です。
お鮨のスタートは愛媛の白甘鯛から。
旨味の乗ってる鯵。
お酒の蒸発が早いぞ(笑)。
香川県丸尾本店の誉凱陣、純米吟醸。米の味がしっかりした、ボク的には昔ながらの日本酒、という印象。
穴子の茶碗蒸し。穴子の香ばしさがいい。
キスの昆布締め。キスを食べると、子供のころ家族でよく海釣りに行ってたのを思い出すな。
甘海老。3日熟成でねっとりした美味さ。
コハダ。このタイミングでの酢締めは嬉しい。
愛知県の鮑の塩蒸しと姫サザエの肝蒸し。もうこれはお酒の進むヤツ。肝はなんとなく洋風だなと思ったら、卵黄と油で仕上げてるらしい。なのでマヨネーズっぽいのね。
次のお酒は、茨城県つくば市浦里酒造の浦里純米吟醸生酛。
米も水も麹も茨城産、星空のエチケットが印象的。
アオリイカ。細かな包丁の仕事で舌触りがいい。
山口県の赤ウニ。ウニも種類や産地で味や香りが様々あるが、赤ウニが一番美味しいと思う。
東広島のじゅんさい。いつ食べても不思議な食べ物です(笑)。こんなのを季節の食材にするの、日本くらいだろうね。
炭火で丁寧に焼いた太刀魚。三浦半島の走水で獲れたものらしい。瀬戸内にいるのとは違いがあるのかな。
好きな酒器が出てきました。
なんと佐賀大学が造ったお酒、悠々知酔生酛純米。地元の酒造メーカーが協力しているとはいえ、ちゃんと流通ルートに乗せて広く販売しているところがすごい。
お鮨再開。
イワシの酢締め。これも味が染みてて美味い。
車海老。何気にここの車海老、好きだったりして。
蛤。つめの濃さでバランス取れてる。
手渡しされたのはウナキュウ。これは海苔も美味しい。
味噌汁。
丁寧に作られた稲荷。
カステラのような玉。
本当はここで終了なんだけど、ボクが煮穴子好きというのを把握してくれてて、特別に1貫握ってくれました。
やっぱりここの煮穴子は絶品です。これで満足度もアナゴ登り(笑)。
ありがとうございました。
鮨屋の定番、粉茶。
この日も美味しいお鮨を堪能できて、いい時間を過ごすことができました。鮨屋のカウンターの限られた空間、限られた時間を心地良いものにしているのは、美味しい料理やお酒はもちろん、他のお客さんも含めたお店の雰囲気で、それら全てを作り出している大将と奥様には感謝しかありません。
また帰省した際は、よろしくお願いします(mywifeはそれまでにも行くと思いますが・笑)。