【7月2日(日)】
ここ数年は、近場のポタリングや買い物の足にしか使っていないcannondaleのMTB。ならばミニベロにでも乗り替えようかと思ったが、また台数が増えるのも問題ありなので、街乗りがもっと快適になるようプチ改造しました。
1994年式のcannondale Killer V500。2004年に駆動系とホイールをShimano Deore XT(M760)に換装。その後もアップデートを繰り返し、現在フレーム以外で新車当時のパーツが残ってるのはハンドルバー、シートポスト、ブレーキレバーのみとなっています。
まずは劣化していたタイヤ&チューブを交換。26×1.75から1.25の細身に変身です。
ただこれは意図したのではなく、ボクがサイズを勘違いして発注し、取付けるときになって気付くという大ボケの産物(笑)。でも走りが軽くなって、結果オーライだったかも。
街乗りにフロント3枚はいらないので、シングル化します。最近はツール・ド・フランスでもフロントシングルで走ってる選手いるけど、用途は違えどその理由は似たようなものかと(笑)。まずはアウターを外し
チェーンも外して
左側のクランクを外します。ここは、プラスチックのキャップを緩めるShimanoの専用工具が必要。
クランクを外してシャフトを軽くたたくと、チェーンリングごと右側に抜けます。
ついでにフロントディレーラーも外してスッキリと。
本来、こういうときはペダルを真っ先に外すのだが、固着してどう頑張っても外れなかったので付けたまま(笑)。
チェーンリングはミドル(32T)を使用します。アウターとミドルを共締めしていたボルトは、そのままでは長いので、100均で買ったヤスリで削って底付きしないよう加工しました。
クランクのアウター位置にギヤを取付け、BBにセット。
左側クランクを取付けたら、フロントシングル化完了です。
チェーンを繋いでシフトしてみると、ロー側8、9速に入れるとフロントがチェーン落ちすることが判明。でもこれは想定内で、街乗りで8、9速を使うことは無いので、とりあえずこのまま様子を見ることに。どうしても気になるようなら、後でチェーンガイドでも付けようと思う。
次は長年使ってヘタっているグリップの交換。登坂では重宝するバーエンドのツノも取り外します。
ちなみにハンドルバーは、自分のライディングに合わせて幅530mmまで切り詰めてます。ハンドリングさえ問題無ければ、幅は狭いほうがメリット多いからね。
新しいグリップは、ERGON GRIPのGP1(サイズL)。今はフロントフォークをリジッドに戻してるので、少しでも衝撃を和らげようという魂胆です。類似品はいろいろあるけど、機能的には似て非なるものも多いので、ここは少々お高くても正規品を採用。
こんなところにもトルク指示がしてあるので、なんちゃってトルクレンチを使って、一応トルク管理しておきました。
見た目もスッキリ。街乗りバイクっぽくなりました。
最後にチェーンステーにガードを貼り付けて作業完了。
で、早速近所の公園まで試運転。改造した部分も特に問題は無く(8、9速でチェーンは落ちるが・笑)、走りが軽快になったのと手首への負担が減少したのが改善点。特に、ERGON GRIPの微妙にグニャグニャな握り心地はいいねぇ。
快適街乗りバイクの完成です!!。