【6月3日(土)】
最近はかなり予約が取りづらくなっている鮨松さん、今月も伺うことができて幸せなことこの上ない。
ここに来たらまずYEBISU、というのが定着しつつある。
広島のニシ貝と山口の新もずくの酢の物。もずくはこの時期が旬で、沖縄のに比べるときめ細かくて上品な感じ。
熟成させた金目は山葵と塩で。
早々にビールを飲み干し、日本酒へ。
佐賀の光栄菊、スノウクレッセント無濾過生原酒。これは好きなタイプだった。
白ミル貝は部位違いで3種(水管、ワタ、ヒモ)。右の水管部分は藁で燻してある。ひとつの貝で3度美味しい。
毛蟹の蒸し鮨。餡かけにしているところがいい。
この酒器は初めて見たな。
英国人杜氏が造っている、京都木下酒造の玉川アイスブレーカー。
裏ごししたあん肝。添えられてるのは奈良漬けといぶりがっこ。ちょっとずつ混ぜて味変すると、お酒が無限に飲めます(笑)。
さて、ここからお鮨の前半戦スタート。
3日熟成のチダイ。
白海老の昆布締め。とろけるような食感。
いつもよりペースがいいような…(笑)。
茅ヶ崎、熊澤酒造の天青。これ置いてるところ、なかなか無いので嬉しい。
鯵。ここのお鮨は硬めのシャリと肉厚のネタのバランスが絶妙で、ボクが好きなところでもあります。
この季節ならではの稚鮎の甘露煮。山椒の香りがいい。
甘鯛の松笠焼きとからすみ。鉄板の組合せだが、だからこそ美味しい。
味のある器。
山口県岩国市堀江酒場のゴールデンチュンチュン(秘伝隠生酒)。これも最近は手に入りづらいらしい。
白甘鯛。
丁寧に包丁が入れられたアオリイカは山葵と塩で。
赤雲丹。美味しい雲丹はテンション上がるね。
蛤の潮汁でひと息。
この日は調子良くもう一杯。
秋田県木村酒造のサマー福小町ブルームーン。これは初めて飲んだな。名前のとおり、蒸し暑い夏にはいいかも。
太刀魚。炙った香りがたまらん。
これは定番、貝割れの昆布締め。もう、なくてはならない存在です(笑)。
車海老。
手巻きは、中がよく見えないがウナキュウです。
アオサの味噌汁。
丁寧に作られた稲荷。でも最後はやっぱりあの煮穴子がいいな。
カステラのような玉。ここの玉はデザートです。
美味しいお鮨に料理、お酒はもちろんだけど、お店の雰囲気そのものが良いんだよね、ここは。
この日、最後まで残っていた5人グループの方と話してると、mywifeの実家(松山)方面の超ローカルなお店で繋がったりで、いつにも増して楽しい時間となりました。
客層も良いんだろうね、きっと。