読書感想(258)「交渉人◆五十嵐貴久」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

交渉人

五十嵐貴久著

幻冬舎文庫

2023.4.24読了

☆☆☆

本棚を整理してたら“既読エリア”から出てきたこの本。ストーリーを思い出せないなぁと思ったら、読んでませんでした(笑)。どうやら、買ってから15年くらい放置してたみたい。

携帯がガラケーだったり、所かまわずタバコを吸う場面があったりで時代を感じることこの上ないが、それはそれとして。籠城する犯人とネゴシエーターの交渉シーンはなかなか読ませてくれるが、後半のドンデン返しはちょっと強引過ぎ。結構ツッコミどころもあって雑な感じが否めない。さまざまなジャンルの小説を書いてる著者だが、ボクとしては“スタンドアップ”みたいな、楽しく元気の出る作品のほうがいいと思うな。