川菜まぼろし亭 | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【4月15日(土)】

東広島市志和町にある“川菜まぼろし亭”。四川料理のお店なんだけど、1日1組完全予約かつ紹介制で、食べログにも出ていない、知る人ぞ知る隠れ家です。でも決して敷居が高いわけではなく、古民家で気さくなご夫婦が営なまれてる、とても落ち着く空間なのです。

前回来てからもう5年、月日が流れるのは速いなぁ。

 

まずはシャンパンで乾杯!!。

この日は3家族6人で昼の12時スタート。いつもどおりワインは1人1本持ち込みです。誰が何を持ってくるかも楽しみのひとつ。

 

〔新鮮野菜と細切り地鶏〕

野菜はキャベツ、からし菜、ルッコラの花など。地元で採れた野菜は、香りや歯応えがしっかりして生命力を感じる。

 

〔小海老の塩炒め〕

ここの野菜はケールの菜の花。プリプリの海老が美味い。合せたのは寺田本家の熟成日本酒“花啓く”。紹興酒のような風味で中華とは間違いない組合わせ。

 

〔こま切り地鶏と干し唐辛子〕

つけ合せはかつお菜で、これも旨味の強い野菜です。ワインは我が家持ち込みのココファームの“山のカンタータ”。プティ・マンサンの香りがいい感じ。

 

〔ブロッコリーと牡蠣の炒め〕

コースメニューに載ってないのを出してくれました。この牡蠣の色、もう美味しいに決まってる。そして牡蠣にはCHABLISでしょ、ということで1ER CRUを。

 

〔イカとケール〕

これもメニューに無い、シェフのサービス精神溢れるひと品。美味しくいただきました。

 

〔セロリ炒め〕

細切りの豚肉も入ってるけど、主役はセロリ。それくらい主張している。その香りにロゼがうまく合ってたな。

 

〔魚の甘酢餡かけ〕

魚はスズキ、野菜はコーラルリーフとブロッコリー。このあたりでブルゴーニュが登場。マリアージュというより、料理は料理、ワインはワインで美味いといった感じ。

 

〔麻婆豆腐〕

見るからに美味しそう。さらにこのタイミングで土鍋で炊いたご飯が出てきて、こちらは麻婆とご飯の完璧なマリアージュでした(笑)。

 

〔野菜スープ〕

これも野菜がいろいろ入ってて香りがいい。

 

〔デザートの大学芋〕

これが出るのが分かっていたので、ICE WINEを持って来たんだな。こんなマリアージュしてる人、なかなかいないと思う(笑)。

 

この日持ち込んだお酒のラインナップ。左から

・Veuve Clicquot

・寺田本家“花啓く”

・COCO FARM & WINERY“山のカンタータ 2019”(我が家持ち込み)

・HAHN WINERY ROSE 2020(我が家持ち込み)

・CHABLIS PREMIER CRU DANIEL DAMPT 2015

・COTES DE NUITS CHARLES NOELLAT 2018

・GEVREY-CHAMBERTIN GEANTET-PANSIOT 2015

・CHIMO ICE WINE(我が家持ち込み)

たぶんこの順番だったと思うが、定かではない(笑)。

 

ここの料理は、まず素材がいい。そして四川料理なのに辛さ一辺倒でなく、素材の風味を生かしたシェフの腕がいい(なのでワインにも合う)。さらにいつも集まるこのメンバーが楽しくていい。

季節が変わると素材も違ってくるので、次は秋くらいにセッティングしますか。もちろん5年後ではなく今年の(笑)。