読書感想(238)「キネマの神様◆原田マハ」 | アルジャーノンにシャンパンを

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というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

キネマの神様

原田マハ著

文春文庫

2022.2.2読了

☆☆☆☆

昨年夏に映画が話題になったこの作品、遅ればせながら原作を読みました(映画は見てないが・笑)。

この小説はおもしろいねぇ。登場人物にいろいろな名作の論評を戦わせるとは、作品に対して相当深い見識がないと書けないと思うけど、そのあたりは流石ですね。久しぶりに「ニュー・シネマ・パラダイス」見たくなったな。

しかしこの小説を読む限り、主人公「ゴウ」のイメージは「ジュリー」じゃなくて、やっぱり「変なおじさん」なんだよな。まぁ、映画のストーリーは原作とはかなり違ってるみたいなので、それはそれで違和感ないのかも。こんどアマゾンプライムで見てみよっと(笑)。