キネマの神様
原田マハ著
文春文庫
2022.2.2読了
☆☆☆☆
昨年夏に映画が話題になったこの作品、遅ればせながら原作を読みました(映画は見てないが・笑)。
この小説はおもしろいねぇ。登場人物にいろいろな名作の論評を戦わせるとは、作品に対して相当深い見識がないと書けないと思うけど、そのあたりは流石ですね。久しぶりに「ニュー・シネマ・パラダイス」見たくなったな。
しかしこの小説を読む限り、主人公「ゴウ」のイメージは「ジュリー」じゃなくて、やっぱり「変なおじさん」なんだよな。まぁ、映画のストーリーは原作とはかなり違ってるみたいなので、それはそれで違和感ないのかも。こんどアマゾンプライムで見てみよっと(笑)。