Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月23日(金)】

さて、予定通り(笑)今月2回目のワインフェアに行ってきました。

7月のテーマは「海外で日本人が造っているワイン」です。

誰の、どんなワインが出るのかな?。

 

まずはシャンパンで乾杯!。

 

【ノルディックサーモンのコンフィ キヌアサラダ】

ワインはカリフォルニア、ロシアン・リヴァー・ヴァレー中村倫久氏の“リノア・ソーヴィニヨンブラン・ベヴィルファミリー・ヴィンヤード 2017”

3%だけ入ってるゲヴェルツが意外と効いてて、いい個性になってます。夏らしくさっぱりと仕上げたキヌアとサーモンには、全く違和感なく素直に合っていました。

 

次はワインフェアのコースではなく、追加でお願いしたひと品。緑鮮やかなクレソンのスープには、コロコロとしたカエルのもも肉が入っています。そしてここのワインは好きな造り手さん、NZキムラ・セラーズの“ドライ・リースリング 2019”。この爽やかなリースリングに濃厚なクリーム系スープを合わせるには、バゲットに付ければよいことを発見したのはmywifeでした(笑)。

 

【もみじ豚のブーレッド 林檎とカラメル ビスケット風味】

ワインは南アフリカの佐藤圭史氏の“ケイジ・シュナンブラン 2019”。このシュナンブラン、ちょっと驚きの美味しさでした。南アでこんなワイン作っている人がいたとは、知らなかったなぁ。ワインの微かな甘い香りが、林檎とカラメルのソースと絶品マリアージュを完成させてました。

 

【広島熟成鶏もも肉と杏の煮込み 孫野菜グリーン豆のピノノワール南蛮酢マリネと共に】

日本の醸造家となれば、この人は外せません。仲田晃司さんの“ルー・デュモン・ブルゴーニュ・ルージュ 2018”。ここに、鶏の煮込みを合わせてくるところが面白い。ピノのマリネはいいアクセントだが、ワインとの橋渡しは杏の果実味でした。

 

今回のワインフェアも面白かったですねぇ。日本人醸造家のワインは勉強にもなったし、何よりどの料理もハイレベルなマリアージュが素晴らしい。しかも今月は2回も楽しめて、満足度倍増です(笑)。