Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【3月13日(土)】

レストランbeのワインフェア、4ヵ月ぶりに再開です。で、今月の食材はオマール。これは行かねばなるまい(笑)。

 

乾杯はローラン・ペリエで。

 

【活けオマール海老のタルタル 孫野菜農園トマトのロースト サラダ仕立て】

なんと華やかなビジュアル!。タルタルはオマールのミソと一緒に固めて、殻を漬け込んだオイルをかけるという、まさにオマール尽くし。絶妙にローストされたトマトの酸味が、全体を引き締めるいい働きしてます。

 

ドメーヌ・デ・ギュイヨン ソミュール ラフディル 2015

シュナン・ブラン100%でボクの印象は梅酒(笑)。さすがにそこまで濃くはないが、ほのかに梅を思わせる香りが料理と微妙な距離感を取っていて、こういう合せ方もアリなんだな、と言う感じ。

 

【活けオマール海老 リード・ヴォー 安芸高田熟成鶏のムース シャンピニヨンの香りとソースアメリケーヌで】

これは予想外の形で登場しました。オマールとリード・ヴォーを鶏の胸肉で巻いてて、味も食感も違う素材をギュッと詰めたソーセージみたい。すべてをまとめてソースと一緒に口に入れると、すばらしい世界が広がります。

 

ギィ・ヴァッハ リースリング アンドロー 2019

ここでリースリングのイメージはなかったが、らしくない軽めでフレッシュなテイストがうまい具合に合ってました。さすがプロの選択。

 

【活けオマール海老のロースト 孫野菜のブレゼ 瀬戸内浅利とEXオリーブオイルのジュレを添えて】

プリプリのオマールを贅沢に使い、蒸し煮された野菜たちは旨みを吸って、うも唸るしかない美味しさ。これも、きわめて満足度の高いひと品でした。

 

パコ・イ・ロラ

最後はスペインの白で、アルバリーニョ100%。フレッシュな香りだけれどボディは意外としっかりしてて、オマール&孫野菜連合にもちゃんと対峙してました。

 

毎年1月のワインフェアがオマールでもう数年は食べてるけど、メニューが被るどころか毎回新鮮な驚きと感動で、石田シェフのアイデアを堪能させてもらってます。合せるワインのチョイスも面白いし、だからこのワインフェアやめられないんだよな。