Ristorante Carlotta | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【11月7日(土)】

なんとな~くカルロッタで食事したいな、という意見がまとまってワインラバーたちが集まりました。

 

総勢5名で個室をキープ。密にはなってません(笑)。ちょうど10月末で7周年だったので、その記念特別コースにワインはペアリングでお願いしました。

 

イタリアンだけど乾杯はシャンパンで。レ・パルセル・グランクリュNV。

 

【鹿児島県産穴熊・長野県産秋映・マルサラ酒】

ナッツを主体とした中東のミックススパイス“デュカ”ベースで、マルサラで煮込んだ秋映の香りがシャンパンによく合う。恐れていた?穴熊は上質な脂を感じる程度で、まったく獰猛ではありませんでした(笑)。

 

ローマ DOC ビアンコ・フェデリーチ 2018

 

【山陰のタラ・大野産あさり・バジリコ】

アサリの風味しっかりの泡とバジルが淡白なタラをカバーし、軽い苦みのワインとこれもいい相性。

 

ピガヤ・エル・ビアンコ 2017

SB、ピノブラン、リースリングを使ってて、それぞれの特徴が出ているという面白いワイン。

 

【島根県産甘エビ・百合根・あいこトマト】

最下層はゴルゴンゾーラ、次に甘エビの身、百合根のムース、表面はトマトのジュレという4層構造にトッピングは甘エビの卵。この味変に対応できるのは、複雑な香りのこのワインくらいだろうな。

 

ヴィラ・カタラット・ビオロジコ・ノンフィルター 2017

ビオ臭弱くて美味しいオレンジワイン。

 

【北海道産真鱈白子・ピエモンテ産秋トリュフ・マッシュルーム】

コーンフレークの衣をまとった白子のフリットはサクサク、トロトロ。トリュフはもちろん、マッシュルームの香りもしっかり主張していて、味、食感、香りのすべてが楽しめるひと品です。

 

アマローネ・デッラ・ヴァルボリチェッラ・クラシコ DOCG 2013

アマローネが飲めるとは…感激!

 

【根室産蝦夷鹿フィレ肉・広島県産香茸・カカオ】

脂が少なく柔らかい、上質の鹿肉はもちろん絶品なのだが、特筆すべきはそのソース。鹿の筋肉の煮込みに香茸の上品な香りが加わって、それはもう至極の出来栄えでした。もちろんワインとのマリアージュも完璧です。

 

アダマント・バルベーラ・デル・モンフェッラート・スペリオーレ DOCG 2016

 

【牛蒡・ミニョネット・マンチーニ社製スパゲッティ】

極太もちもちのパスタは小麦の香りがしっかりして力強い。アンチョビ、玉葱ベースのソースには、牛蒡の香りが加勢してこちらもパワフル。さらに深い味わいのワインを合わせることで、強力なマリアージュが完成してました。

 

シャルドネ・ベルラ・ディ・サッシ 2015

 

【マスカルポーネ・胡桃・燻製香】

デザートは自家製ジェラート。マスカルポーネと胡桃の香りがいい。トッピングの燻製小麦を使ったチュイルが、僅かに樽香のあるシャルドネとうまくマッチしてました。

 

研究熱心なシェフらしい、工夫を凝らした料理の完成度は流石としか言いようがない。ペアリングのワインも素晴らしく、スペシャルなディナーを充分堪能できました。Go To Eatもフル活用して、さらに満足度アップ(笑)。