【3月21日(土)】
さて、お遍路も通算13日目。いよいよ大詰めです。
予定どおり、朝9時にホテルを出発。
●八十番札所 国分寺(こくぶんじ)
近くにボクの弟家族が住んでいるので、ちょっとだけ顔出して、9時45分ころ到着。
●八十一番札所 白峯寺(しろみねじ)
ここは五色台という、高松市と坂出市にまたがる山の中にあります。ちなみに五色台には紅、黄、青、白、黒の峰があり、ここはその中の白峰にあるお寺。ヘアピンの続く山道を、スポーツモードでガンガン登って気持ちよく到着(笑)。
●八十三番札所 根香寺(ねごろじ)
ここも五色台の山の中にあります。ワインディングロードを快調に飛ばして約10分で到着。
鬱蒼と木に覆われた石段を登らされます。しかも段の高さが不ぞろいなので、昇り降りしにくいことこの上ない。
●八十四番札所 一宮寺(いちのみやじ)
五色台を下りてしばらく南下したところにあります。ボクの実家にわりと近く、隣には讃岐国一宮の田村神社というのがあって、子供のころから“一宮”と言えば“田村神社”のことだ思ってたけど、お寺もあったんですね。知らなかった(汗)。
さて次は屋島まで一気に北上して、山頂の屋島寺を目指すのだが、ちょうど昼時になったので途中で昼食を。
ここまできたら、屋島のふもとのわら家
一択でしょ。冷ぶっかけの大。麺のコシ、のど越し、出汁の風味、いずれも絶品です。やっぱりここのうどんは美味しいね。
サクサクの天ぷらも食べて大満足でした。
●八十五番札所 屋島寺(やしまじ)
今は無料になった、風光明媚な屋島スカイウェイを登りきったところにあります。
立派な山門に、手入れの行き届いた広々とした境内。資金的に恵まれてるのがよくわかります(笑)。しかし、お寺によってずいぶん貧富の差があるように見えるけど、これってなぜなんだろ。もしかして営業活動の差?(笑)。
●八十六番札所 八栗寺(やくりじ)
屋島を下りて、隣の山の上にあるのが八栗寺です。ナビどおりに行ったら、ケーブルカーの乗り場に着いたので迷わず利用したけど、後から聞いたら車で上まで行けたらしい。
山頂駅から少し歩いたところにあります。屋島寺と比べると質素で地味だけど、こちらのほうが違和感ないというか、趣があって落ち着くな。
●八十六番札所 志度寺(しどじ)
敷地は広いし樹木も立派なのだが、如何せん手入れができていない。雑草伸び放題だし、修繕中?の資材があちこちに放置されてるし。手入れが行き届いてきれいなところが多い中、ここはちょっと残念なお寺でした。
●八十七番札所 長尾寺(ながおじ)
いよいよ八十七番までやってきました。志度寺からは15分くらいで到着。
広い境内は運動場みたい。
ここを打ち終えたのが4時15分。次の大窪寺まで、飛ばせば30分弱で行けるはず。納経所は5時までなのでギリギリ間に合いそう、ということで再び山道のワインディングを、スポーツモードで攻めてきました(笑)。
●八十八番札所 大窪寺(おおくぼじ)
計算どおり25分で到着。
般若心経を唱えるのもこれが最後・・・という感傷もなく(歩き遍路なら感慨一入だろうけど)、いつもどおり納経を済ませて結願しました。
お寺の周りには宿坊や食堂などいろいろお店もあったけど、時間が遅かったのですべて閉ってて寂しい感じ。
2018年のGW から始めたお遍路、連休を使ってマイペースで周ったので2年近くかかりました。しかし高知の南のほうなど、なかなか行く機会のないところにも行けて、さらにおいしいものも食べれて、いいドライブ旅行になりました(不謹慎?・笑)。さてこの後は一番霊山寺にお礼参りして、高野山奥の院に納経すれば満願となります。GWに行きたいけど、コロナがなぁ(泣)。
[八十番札所 国分寺 ~ 八十八番札所 大窪寺]
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