LiBERO | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【2月7日(金)】


お気に入りのイタリアンLiBEROで、3日間限定のジビエ・デイが開催されました。食材は、広島のハンター集団ジビエヨコタの獲物たち。これは行くしかありません。



乾杯はいつものFERRARIで。



【イノシシのバルサミコ モノトーン仕立て】

カリカリにローストされた(でも硬くない)イノシシは、右は普通のバルサミコ、左はホワイトバルサミコでモノトーンを表現。異なる部位の肉と差異が明確なバルサミコを、やや甘めのソースがうまくまとめて前菜から圧巻のひと品でした。

ワインはペアリングで。ここに合わせたのは南イタリアの赤、コレッツォーネ・チンクアンタ。深い果実味とまろやかさは、料理との共通項多し。



【鴨と黒トリュフのポルペッタ ジビエのコンソメと共に】

鴨肉とは思えないコク深いポルペッタ(ミートボール)と、LiBEROらしい複雑な味わいのコンソメ。トリュフの香りも相まって、なんとも贅沢なスープ料理でした。そしてここのワインは、ヴァッレ・ディ・トーリア・ススマニエロ 2015。スープに合わせるワインというのは何気に難しいのだが、しっかりボディにタンニンほとんど無しというこのワインのキャラは、何気に合ってたりして。


【キジのアニョロッティ 濃厚チーズソース】

この日のパスタはロングでもショートでもなく、アニョロッティという詰め物パスタ。しっかりキジが詰まってます。そしてチーズ好きにはたまらないソース。この濃厚さがまた良いんだわ。ワインはポルジェーゼ・バルバレスコ DOCG 2015。ここは白でもいけるか?と一瞬思ったけど、パワーとエレガントさを兼ね備えたバルバレスコには敵わないな。



【イノシシの炭火焼き ペヴェラーダソース】

絶妙に火入れされた肉の旨み、脂の甘味は、このまま塩胡椒だけでも充分メインになり得るのだが、レバーベースのペヴェラーダソースがまた絶品。ウイキョウや香辛料でまとめられたスパイシーなソースは、肉の引き立て役だけでなくワインとの橋渡しもしてました。そしてワインは、テッリッチ・トスカーナ 2009。サンジョベーゼ主体のしっかりモノが、最後をしっかり締めくくりました。


デザートのショコラ。

前菜からメインまですべてジビエ、ワインは全てイタリアの赤というかなり偏ったコースでしたが、そこはさすがLiBERO。極めて高いクオリティのディナーに仕上がっていました。しっかり肉食べて、血のような赤ワイン飲んで、これで相当元気になったぞ(笑)。