【11月29日(金)】
レストランbeのワインフェア、昨年に続き2年連続で皆勤賞です!。まぁ、飽きもせずよく毎月通ってるなぁと思わないでもないけど、これは飽きさせないシェフの腕によるところが大だな(と、プレッシャーをかけておこう・笑)。
さて今年最後、11月のテーマは“きのこ”。これはいろいろバリエーションがあるし、好きな食材なので楽しみだぞ。ちなみに乾杯はローランペリエ。
いきなりひと品目から、濃厚なのが出てきました。でも、見た目ほど重くないので心配無用(笑)。セップ茸(=ポルチーニ茸)の香り+ソテーの香ばしさが食欲をそそる。そしてこれに合わせるワインは2種類。ひとつは南アフリカの白、グレネリー・エステイト・リザーブ・シャルドネ 2017。もうひとつは赤で、ミシェル・ピカール・ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2015。料理全体には正統派のピノが正解だが、ソースとシャルドネの組合せも抜群でした。
ゴロゴロ入っているのは鱈と菊芋、でも主役は女鹿平の舞茸、エリンギ、アワビ茸たち。シンプルで香りのいいこのグラタンに合わせたのは、白は1杯目と同じ南アのシャルドネ。もう1杯はオーストラリアのオレンジワイン、ローガン・ワインズ・クレメンタイン・ピノグリ 2018。料理にはやっぱり白が合ってたかな。ただ、食べ終った後の余韻にはオレンジワインがいいという、面白い発見もあったりして。
2品目の鱈同様、ウサギも淡白でモリーユの香りを邪魔しない。柔らかく煮込まれた肉と複雑な旨みのソースが、メインにふさわしいひと品を組立ててます。ワインはローヌのドメーヌ・サラダン・ロイ・ルージュ 2016。ソースの滑らかさ、お互い強くないバランスが絶妙で、これもいいマリアージュでした。
やっぱり寒くなると、熱々and煮込み系が美味しくなるね。今回も、きのこ尽くしのそんな料理と、それらに合うワインを充分楽しむことができました。
来年も皆勤賞めざすので、飽きない料理とワインのマリアージュを、よろしくお願いしますね(笑)。