【2月27日(水)】
月例のレストランbeでのワインフェア、2月は過去に登場したワインに新たな料理をマリアージュさせるという企画です。
これは乾杯のルイロデ。久しぶりに飲んだけど、やっぱり美味しいね。
1杯目のワインはアルザスのジョンベッカー・ピノブラン・ビオ 2015。前回これが出たのは2017年2月だったらしいけど、ボクは不参加でした。果実味豊かで、どちらかというと甘い香りが勝ってる感じ。
これに合わせたのは肉の盛り合わせ(笑)。上のほうから和牛タンの塩漬け、砂肝のコンフィ、瀬戸六穀豚肩ロース肉のコンフィハム。真ん中のハーブサラダをつまみながら、性格の違う3種の肉を楽しめる。ヴィネグレットソースの酸味、肉の塩味が甘い雰囲気のワインとうまくバランスしてました。
2杯目はこれもフランス、ラングドックのシャトー・オー・ヴランヴィユ 2016。これは2017年1月に登場とのことだけど、この時も行ってないなぁ。このころは出席率低かったんだな(笑)。シャルドネ、SB、グルナッシュ、ヴィオニエなどいろいろな品種が混ざったこのワイン、結果的に正統派のとてもバランスのいい味に仕上がってます。我が家の好みにピッタリ!ということで、1本お持ち帰りしました(笑)。
料理は「舌平目のムニエル オマール海老のムース詰め フェンネル香るデュグレレソース」。贅沢食材を使った、これぞフレンチという魚料理です。フェンネルの香りがアクセント。こんな料理には、正統派フランスワインが鉄板ですね。
最後はボルドーの赤、ムーラン・ディッサン 2014。こうしてみると、やっぱりフランスワインに思い入れがあるのかな?。このワインも記憶にないので、ボクが欠席のときに出たんだろうね。
このメルロー主体の優しい口あたりと、豊かな果実味のワインに合わせたのは、「鳥取県産天然鹿のもも肉のシヴェ アンクルートにして」。鹿肉の煮込みをパイで包んだものです。敷かれたポムピューレ(滑らかなマッシュポテトみたいなの)はしっかりトリュフが香ってて、これまた食欲を刺激する。お互い優しく寄り添うような料理とワインは、石田シェフらしい、いいマリアージュでした。
今回のワインフェア、過去に出たワインとは言え、ボクにとっては初めてのばかりで新鮮に楽しめました(企画の意図とは異なるが・笑)。特にヴランヴィユに出会えたのは良かった。本格フレンチとフランスワインを堪能できたひと時でした。