【11月3日(土)】
この日は、朝7時過ぎに日和佐のホテルを出発。次の二十四番札所のある室戸岬までは約80kmのドライブです(ちなみに歩き遍路の人は1日ではたどり着かず、途中で1泊することになります)。
国道55号を南下するのが一般的だが、ここまで来たら南阿波サンラインを通らない手はない。海岸沿いのワインディングからの眺めは絶景。
学生の頃、バイクで走りに来てたときはもっと道幅広いイメージだったけど、そうでもなかったのね。
オープントップで気持ちよく流して、30ン年ぶりの阿波サンを堪能しました。
●二十四番札所 最御崎寺(ほつみさきじ)
仁王門から少し下ったところに室戸灯台があります。天気も最高、水平線がホントに丸く見えるよ。
●二十五番札所 津照寺(しんしょうじ)
室津港の片隅の駐車場から少し歩いたところにあります。
お寺の入り口停めてあったこのピナレロ、サイクルジャージに白衣(びゃくえ)を着た若い女の子が乗ってました。自転車でお遍路してるみたい。
●二十六番札所 金剛頂寺(こんごうちょうじ)
いゃ~、ここは難関でした。道は狭いし激坂だし、対向車でも来たら、えらいことになるとこでした。今までで一番の難所だったかも。幅が広くて車高の低い、平べったい車はお遍路には向いていないと痛感した次第(笑)。
お参りを終えて車で下り始めると、津照寺で見かけたピナレロの女の子が、この激坂を結構なペースで、しかも涼しい顔して登ってきました。もしかしてツワモノか?(笑)。
●二十七番札所 神峯寺(こうのみねじ)
徳島の山岳地帯から高知の海岸沿いに出たので、もう難所はないだろうと思ったら大間違い。先の金剛頂寺に続き、ここも狭い激坂を登らされる。距離は長くないが、車1台がやっとの道幅と、急勾配、急カーブの連続で、徳島の難所より厳しかったな(これは車での感想で、歩きなら距離のある徳島のほうがはるかにキツイと思う)。
さらにここは仁王門から石段を相当登らされる。車遍路でも、結構いい運動になります(笑)。
ちょうど昼になったので、駐車場横にある、お遍路さんの休憩所みたいなところで昼食。
この食堂唯一のメニュー、野菜うどん。これ大当りでした。麺はともかく、薄味の出汁にごろごろ入った10数種類の野菜たち。しかも、きちんと下ごしらえしていて、味も食感も抜群。これ、うどん入り野菜汁、としたほうがいいんじゃない?(笑)。
ここも狭い道をちょこっと登らされます。
駐車場の銀杏がきれいに色づいてました。
●二十九番札所 国分寺(こくぶんじ)
やっと平地のお寺です(笑)。
●三十番札所 善楽寺(ぜんらくじ)
地図上は楽勝なはずなのに、古いナビのミスリードに惑わされながら、何とか到着。
●三十一番札所 竹林寺(ちくりんじ)
いよいよ、この日最後の札所です。
なのに、あとちょっとのところまで来てナビが大ボケかまし、10km以上遠回りしてしまった(泣)。
高知市郊外の五台山山頂にあります。
ここには高知県内唯一の五重塔があります。建てられたのは、そう昔のことではないみたいだが。
さてこの日のミッションコンプリートし、高知市内のホテルにチェックイン。ところが、午後から調子のよくなかったmywifeが、まさかの発熱でダウン。楽しみにしていたひろめ市場での一杯はお預けして、薬と栄養剤飲んで早々にお休みになりました。
酒と肴を買って帰って、ホテルでカープの日本シリーズ最終戦を見ながら飲んでると、悪酔いしてしまったじゃないか(泣)。
ちなみに、mywifeには悪いけど、このタタキ抜群に美味かったです(笑)。
[二十四番札所 最御崎寺 ~ 三十一番札所 竹林寺]
[ルートラボ]
https://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=950fbb27a621ed3bc95876c6b190fc1b
[Ride with GPS]
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