Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【2月28日(水)】

レストランbeのテーマの食材を使ったマリアージュ企画。皆勤賞めざして(笑)2月も行ってきました。この月のお題目は牡蠣。これは外せません。

 

まずはシャンパーニュで助走をつけて・・・(笑)。


【牡蠣のコンフィとポロネギのテリーヌ ベーコンのクーリーとエシャロットのソース】

低温調理された牡蠣の香り、ベーコンの燻香に酸味の効いたソースがうまくまとまったひと品。合せたワインはポルトガルの白、ソアリュイロ2016。柑橘系の爽やかな香りと適度な力強さが、この料理にはベストマッチでした。


【牡蠣のムニエル 柚子のパウダーとベルモットバターソース】

これも香りの組合せに技あり。牡蠣にまぶされた柚子パウダー、クリーミーなソースに添えられた青海苔のチップ。単純なムニエルをここまでアレンジするか?といった感じ。



そしてワインはボルドー、シャトー コート モンペザ キュベ コンポステレ ブラン 2013。酸味あり苦みありのしっかりモノが、この香りの世界には適役です。


【牡蠣と孫野菜のグラティネ】

牡蠣料理の定番、グラタン。しかし、クリームソースにありがちな重さはなく、新鮮な孫野菜とのコンビネーションは、瑞々しさを感じるほど。


ワインはドイツ、モーゼルのマーカス・モリトール ピノブラン ハウス クロスターベルク2015。ドイツワインらしい仄かな甘みの中に、かすかに感じる塩分が、牡蠣と野菜の潤滑油としていい仕事してました。


定番食材を定番メニューでここまで楽しませるとはシェフ、ソムリエさん、さすがです。次回もヨロシク(笑)。