読書感想(127)「幸福な生活◆百田尚樹」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

幸福な生活

百田尚樹著

祥伝社文庫

2017.1.24読了

☆☆☆☆



 

超ブラックなユーモアの効いた、短編19作を収めた本です。どの物語も最後の1行で驚きの展開に。しかもその1行は、必ず次のページに記されているという演出付き。著者の留まるところを知らない発想力が、遺憾なく発揮された1冊です。巻末の宮藤官九郎さんの解説も面白くて、美味しいデザートを食べたような、ちょっと得した気分になれます。