読書感想(116)「モンスター◆百田尚樹」  | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

モンスター

百田尚樹著

幻冬舎文庫

2016.10.7読了

☆☆☆


 

ボクの中では連戦連勝の百田作品だけれど、今回はちょっと外したか?(笑)。みんなに嫌われる醜い少女が、整形を重ねて誰もが認める超美人になるというのは、単純で極端すぎ。あまりに作り話っぽくて(作り話なんだけど・笑)感動できなかったな。整形で美しくなるにつれて、主人公が明るくポジティブに変化していくシーンが、唯一楽しめたところ。そもそもこのストーリー、女性には嫌悪感を持つ人がいるだろうし、男性にはあまり興味のない話。読者のターゲットがイマイチ分からないなぁ。