もう1ヵ月以上も前のことですが・・・。
久々に我が家主催のワイン会を開催しました。テーマはKistler垂直飲み比べ。場所はオリエンタルホテルのフレンチレストランOZAWA です。
ボクたちも含めて参加は8人。女性5名、男性3名、平均年齢ン歳(笑)、共通点はワインが好きなこと(中にはプロの方もいたりして)。
我が家のセラーで熟睡中だったKistlerのうち、2009、2011、2014の3本を持込み。泡と赤はソムリエさんと相談して、お店で準備してもらいました。そのラインナップもすばらしい。サーブする順に
・Francois LAMARCHE 2014
Hautes-Cotes de Nuits Rouge
・Pastourelle de Clerc Milon 2009
・Louis Jadot Grands Echezeaux
Grand Cru 2006
最後はルイジャド・グラン・エシェゾーですぞ!。Kistlerと、どっちが主役か分からんやん(笑)。
Scharffenberger Brutというスパークリングで乾杯。Kistlerとはカリフォルニアつながりということで。
あらかじめワインの銘柄を伝えておいて、料理のマリアージュはシェフにお任せしました。
前菜は、洋梨のコンポートと鴨肉のコロッケ。
・2014 さすがに若い印象だが、樽が効いて落ち着いてはいる。Kistlerらしい果実味は充分。
・2011 熟した果実の香りが豊かで、最初から美味しく飲める。時間がたってもあまり変化なし。
・2009 開くまでに時間はかかったが、芳醇な香りはすばらしい。ミネラル感もあり味わい深い。
Kistlerの特徴が通奏低音で流れ、それに付加される各々の個性をキャッチし、楽しめるのは飲み比べならではだね。
Kistlerに合わせたのは、炙ったホタテとウニのサラダ。潮の香りにミョウガがアクセントで、ワインのクリーミーさと絶妙にマッチ。
1本目の赤(Francois LAMARCHE) にはオマール海老の茶碗蒸し。これもいいマリアージュです。
次のボルドー(Pastourelle de Clerc Milon) には、やっぱり肉ですね。牛フィレ肉のグリル、フォワグラ添え。
そしてグラン・エシェゾー。
まず香りがすばらしい。そしてバランスよく熟成された味わい、心地よい余韻。やっぱり格が違いますな。この日の最後をビシッと締めてくれました。デザートは抹茶のバシュラン。
テーマを持ってワインを飲み、それに合わせた料理を楽しむ。この日はいつもより、少しだけ勉強になった気がしました。ワインの特徴や、その表現や、料理との相性等々。たまにはこんな風に、ちょっと緊張感を持ってDinnerするのもいいね。いつもは単に飲んだくれてるだけだから(笑)。