読書感想(79)「疾風ロンド◆東野圭吾」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

疾風ロンド

東野圭吾著

実業之日本社文庫

2014.2.15読了

☆☆☆☆




東野圭吾の作品なので期待して読むからかもしれないけど、ちょっと強引すぎる展開やあり得ないような偶然に違和感があり、ストーリーの緻密さに欠けるかな、という印象でした。エンディングも、もう少し先の結末まで表現してほしかったし。

それでも、次々に変化する状況とそのスピード感、最後の最後まで安心できない展開は著者らしく、そのあたりは楽しめたのでギリギリ☆4つとしよう。

巧みなゲレンデ描写で、今のスキー場の状況がどんなものなのかなんとなく想像ついたけど、ボクが現役だった20年前に比べるとボーダーのレベルが全然違うような気がするな。久しぶりにボードでパウダーランしたくなったよ。