読書感想(70)「ロスジェネの逆襲◆池井戸潤」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ロスジェネの逆襲

池井戸潤著

ダイヤモンド社

2013.10.12読了

☆☆☆☆


アルジャーノンにシャンパンを

半沢直樹の3作目。これも会社の若いもんに借りて一気読みでした。

今回は主人公が出向させられてる証券会社が舞台。1作目2作目 と面白かったけど、銀行の内部闘争にはちょっと食傷気味だったので、シチュエーションの変更は正解でしたね。さらに、人は何のために働くのか?とか、団塊、バブル、ロスジェネの各世代の功罪などちょっとまじめな(笑)思考もあって、こちらもやや方向転換かな、という気がしました。

さて、出向先でも大活躍して晴れて銀行に戻ることになった半沢直樹、これから先どんな新鮮なネタで物語を続けるのか、ここからが著者の腕の見せ所です。