ロスジェネの逆襲
池井戸潤著
ダイヤモンド社
2013.10.12読了
☆☆☆☆
半沢直樹の3作目。これも会社の若いもんに借りて一気読みでした。
今回は主人公が出向させられてる証券会社が舞台。1作目 、2作目 と面白かったけど、銀行の内部闘争にはちょっと食傷気味だったので、シチュエーションの変更は正解でしたね。さらに、人は何のために働くのか?とか、団塊、バブル、ロスジェネの各世代の功罪などちょっとまじめな(笑)思考もあって、こちらもやや方向転換かな、という気がしました。
さて、出向先でも大活躍して晴れて銀行に戻ることになった半沢直樹、これから先どんな新鮮なネタで物語を続けるのか、ここからが著者の腕の見せ所です。