天街の少雨 潤いて()の如し

草色遥かに()えるも 近づくと却って無し

最も是 一年 春 好む處

絶えて 勝る 花や柳 皇都に満る時よりも

 

Yoshiのつぶやき】

なんだか 時代が近づいて来たように感ずる。

実際 そんなことは 無いのだけれど。

 

 

邊城の苦しみを聞説す

今来りて始めて知るに到る

羞将 筵上の曲

唱て与ばつ頭無

 

Yoshiのつぶやき】

かねて邊城の苦しみを聞いていました

今ここへ来て始めて知りました

将の筵上の曲を

与ばつ頭と唱うを羞じる。

 

ちょっと難しい。

 

中庭 地白くして 樹鴉を西()(キヘン)ましむ

冷露 声無く 桂花を湿(うる)おす

今夜 月明 人(ことごと)く 望む

知らず 秋思 誰が家に落つ。

 

Yoshiのつぶやき】

何とも意味深い詩だ

月明かりを見詰めても

いかんせん

いつかもう一度この詩を思い起こし手見よう。

東京は秋深く、月も美しい。