グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K/GKⅡ)配合薬用シャンプーの広告には、炎症や痒みやフケを抑えて、頭皮を健やかに保つといった効果が主張されています。はたしてこれらの効果は、メリットなのでしょうか?
炎症とはそもそも、人体を保護するための免疫作用です。ひどい痒みや炎症が起こって不都合が起きる場合は、抗炎症剤が必要かもしれません。しかし必要もないのに抗炎症剤を経皮摂取させると、お肌は無防備になってしまいます。雑菌に弱くなったり化学物質などの毒物を、経皮摂取しやすい頭皮になる危険性があります。
適度なフケというものは、そもそも新陳代謝が適切に行われている証です。グリチルリチン酸ジカリウムには血流や肌代謝を阻害する副作用があります。すなわち、まったくフケが出ないほど新陳代謝が低下してしまうということは、大問題というわけです。もちろん酷いフケ症の場合は、診察を受けるべきでしょう。
同化粧品成分を配合した薬用シャンプーで、頭皮が脆くなる事例が、お医者さんによって報告されています。頭皮が脆くなるというのは、お肌にハリがなくなるということで、端的に表現するなら老化肌ということです。インターネット上にはあまり情報がありませんが、グリチルリチン酸ジカリウムには老化促進作用があるため、同有効成分配合のヘアケア製品や化粧水の長期連用には、慎重になるべきでしょう。
(公式サイト内の「グリチルリチン酸2K 平成のまとめ」第5章 記事全文)
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