前回の記事では、機内からの農場の様子を写した写真にご説明を加えて終えました。今回はその続きです。
翌日加工会社の社長様の案内で、バラをはじめとする農産物を栽培している農場を訪問しました。ちょうど雨季が終わったばかりで、舗装されていない道はぬかるんでおらず、無事農場に到着しました。下の写真は、農場の入り口です。
農場にはゲートがあり、その内側に農場で作業されている方の住まいが設置されています。前回の記事で飛行機から撮影した風景写真をアップロードしていますが、その写真が示すように一定の範囲内に居住地が集まっていて、周囲に広大な農地が広がっているというわけです。
見渡す限り広大な農場の中で、たくさんの方々が働いておられます。ですからある意味この農場は、皆さんに守られているというわけで、弊社としても安心できます。農場に着いてからは、農場を監督しておられるリーダーの方の案内で、農場内を見学することになりました。
この農場は、加工会社が長期リースで借り受けているもので、管理は加工会社が行っております。ですからバラの栽培から出荷まで完全に管理されており、100%のトレーサビリティが保証されているわけです。もちろんこの農場は、USDAオーガニックの認定済みであり、生産されるローズパウダーもUSDA認定の無農薬栽培/有機栽培のオーガニックローズとなります。
しかし決して弊社にとっては、良いことづくめだけではありません。この加工業者様のローズパウダーは、すこぶる高価なのです。例えばイチバン安価なローズパウダーと比較した場合は、一桁違ってきます。弊社としては少しでも安価に仕入れたいのですが、現時点では値引きの要求はしておりません。なぜならそれが、低品質につながる危険性があるからです。
弊社のタラソテラピー海藻パックに配合した場合は、角質層内への浸透が高いため、バラに農薬などの危険物質が含まれていれば、即、肌トラブルに直結します。ですから、どうしても信頼のおけるローズペタルパウダーが必要というわけです。安全性はここまでこだわらなと、確保できないのです。
余談ですが、ここまでこだわるのであれば、この上質なバラを食用にも輸入してしまおうというわけで、今回は化粧品用途の他にも、食品として輸入する予定です。現在着々と準備を進めており、2012年12月までには発売の予定です。
お待たせ致しました。次回の記事ではいよいよ、オーガニックローズとのごたいめ~んデス。
(2018年11月2日付けcocolog記事より転載)
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