アフィリエイト広告をクリックしてのショッピングは要注意!
この記事は、アフィリエイト広告自体を、否定するものではありません。消費者の皆さんにアフィリエイト広告をご理解頂き、悪質なアフィリエイト広告から経済的被害・身体的被害を回避するために書いております。最初にお断りしておきます。
ネット上で良さそうなコスメ/化粧品を探していたら、ブログ記事にたどりつき、すごく評判が良かったので買いたいと思って画像をクリックをしたら、ショッピングモールに誘導されて購入。そして期待をもって購入した化粧水を使ったら・・・
まったく効果がなかった!
肌荒れや肌トラブルが生じた!
弊社のお客様でも、このような経験をお持ちの方は、少なくないようです。
クリックしたらショッピングモールに誘導される場合は、注意が必要です。なぜならそのブログは、善意の第三者が書いたものではなく、アフィリエイト広告である可能性があるからです。ブログを読んだ方は、「評判は良かった」とは「第三者から評判が良かった」と受け取ってしまっていますが、広告であれば褒め殺し一歩手前まで褒めちぎるに決まっています! これがいわゆる、「アフィリエイト広告」の一形態です。
「アフィリエイト広告」事態の意味は、提携広告という意味です。ショッピングモール等がアフィリエイターと呼ばれる人に広告記事/ブログの作成および広告の設置を依頼し、その広告で商品が売れたら成功報酬を支払うのです。アフィリエイターの目的は商品を評価することではなく、成功報酬でお金を稼ぐことです。当然ながらブログ記事等内で、良い評価を与えることになります。
消費者に、一般消費者が書いたブログ記事だと誤認を与える場合は、そのアフィリエイト広告はたいへんな問題でしょう。ひとことでいえば、結果的には「ヤラセ」と何ら変わりがないわけで、消費者を欺く卑劣な行為に結びつきます。実際に効果がない高い化粧水を買わされたり、使ったコスメではだトラブルを起こしている方が、少なくありません。
じつはこの記事を書いたきっかけは、販売側として悪質なアフィリエイト記事の被害を受けたことです。過去の記事 にも書きましたが、弊社の手作り化粧水の材料「アクア・ダルモール77」がアトピーの保湿に良いと書かれてヤフーストアの同製品にリンクされてしまいました。これではアトピー患者さんの、適切な治療を受ける機会を奪いかねません。
広告依頼者であるYAHOOさんに対して、身体的弱者を陥れるようなことは改めるべきだと強くお願いするも、半月以上経過した今も改善されないままです。仕方なくヤフーストアでの同製品の在庫をゼロに設定して、販売を自粛中です。ほんとうに迷惑このうえない、アフィリエイト広告です。
次回の記事 では、一般の消費者が書いたブログとアフィリエイト広告との見分け方について、書きたいと思います。
(2014年5月7日付けcocolog記事 より商業性を排して転載)
《公式サイト
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