昨日で兵庫県の老舗デパートのヤマトヤシキ加古川店さんでの、6日間にわたる実演販売を終えました。期間中に弊社製品をお買上げになられたお客様、および楽しくお話をして下さったお客様、ありがとうございました。また半年後に、よろしくお願い申し上げます。
今回の健康フェアーでは、全身がカサカサで痒みを伴っているお客様が、例年になくとても多かったことです。ここ加古川/高砂エリアは日本でも温暖な気候なのですが、今年はとても寒く空気が乾燥しています。おそらくそのことが、強く影響していると思われます。
そしてお肌が乾燥してお悩みのお客様のほとんどは、液体のボディーシャンプーやボディーソープ(合成洗剤)、そして添加物の入ったセッケンを使用されているとのことでした。合成洗剤には植物性油脂を化学合成した、いわゆるヤシノミ洗剤 (アルカノールアミド主剤)も含みます。
過去の記事 でも書きましたが、純石鹸の最大の弱点は、カルシウムやマグネシウム等のミネラルに結び付き、金属石鹸を作ってしまうことです。ですから温泉では、セッケンの洗浄力は落ちます。しかしその短所はスキンケアにおいては、大きな長所となります。角質層内のミネラルと結びつくことによって、セッケン成分が角質層を必要以上に侵さないからです。
合成洗剤はカルシウムやマグネシウム等のミネラルにあまり影響されないため、優秀すぎる洗浄力があります。すなわち簡単に角質層を突っ切って、セラミドを侵す危険性があります。セラミドが破壊されればお肌の保湿力が落ち、カサカサして痒くなります。また外部からの刺激に敏感になります。いわゆる「乾燥性敏感肌」の大きな原因なのです。
セッケンでもラウリル硫酸塩やラウレス硫酸塩などの合成界面活性剤を含んだものも、同様に角質層を突っ切る可能性があります。
またEDTA(エデト酸塩)を含んだ石鹸は、セッケンを凶器に変える危険性があります。EDTAはキレートの働きをして、先回りしてミネラルと結びつき、セッケンの働きを高めます。泡立ちがよいのは、そのためです。角質層内のミネラルに妨害されることなく、セッケン成分がセラミドを侵すことが危惧されます。
今までの経験から言えることは、①純石鹸でのお肌の洗浄後に保湿剤等でお手入れをしない、②合成洗剤でお肌を洗浄した後に高価で高機能な化粧水やジェルでお手入れをする、では、①のほうがスキンケア性が高いのです。
わざわざお肌を合成洗剤で荒らして、高価なスキンケア製品を後で塗布するのは、健康の面でも経済的な面でも考えものです。弊社のタラソテラピー入浴料を保湿目的の少量使用(10g程度)するにしても、最低でも数十円のコストがかかります。できればムダなく有効に使っていただきたいと思うのが、メーカーの願いでもあります。
純石鹸でお身体を洗浄しても潤いが足らない時に、初めて弊社のタラソテラピー入浴料等のスキンケア製品を、お試しになる価値があると思います。ですから今回のヤマトヤシキさんでの店頭販売でご購入下さったお客様は、純石鹸を既ご使用でも潤い他足らないお客様と、高いリラックス効果をお探しで上級タラソ入浴料をお買上げのお客さまに限られています。(弊社のタラソ入浴料は、標準品と上級品の2種)
浴用に限らず台所用としても、純石鹸には高い安全性があります。過去の記事 にも書きましたが、最近は化学物質や大気の汚れに強い「都会派」の方と、逆に弱い「天然派」の方への二極化が進みつつあります。「お肌が弱い!」とお感じの方は、まずは洗剤を見直されることを、アルガ・アイは強くオススメします。
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