めがね橋に着いた後、昔の碓氷峠を抜けようかとGoogle mapを見ると交通が出来ないようになっている、それを無視して行こうかと思ったが、私の前を1台のバイクが旧碓氷峠を進んでいった
今から44年程前の夏、私は友人含む計4人でこの旧碓氷峠を軽井沢に向けてHONDA・CB50で超えていった
CB50にとっては厳しい峠越えだったらしくエンジン回転数を上げ過ぎからコンデンサーをパンクさせて、翌日修理を余儀なくされた思い出がある
考えがまとまらず暫くその場に立ち止まりタイミングを見ていたら、先程走っていったバイクが戻ってきた、やはり行けないのであろうと判断、別ルートで目的地を目指す
横川を過ぎる頃から気温が上がりこのライダースジャケットでは辛くなったのでインナーを外して着用する
このジャケットには後に気づくのだがフロントに2箇所、バックに2箇所と更に両腕に付いてるジッパーを開けるとメッシュ部分が現れ、全部で6箇所の開口部がある事が分かった
軽井沢に着くと気温は16度
開口部をフルオープンだと寒いくらいであった
となると気温は22度〜下限はマイナス気温まで対応が可能となるだろう
スペックとしては気候と気温変化と、かなり利用範囲の広いジャケットと言えよう
更にこれには収納部分が多い、フロントに大きなポケットが2つ、バックの腰の部分に更に大きくスペースが取られた収納部が設けられている、重くなることを気にしなければ、今日位のツーリングの荷物なら収まってしまう
夏場以外であれば万能なライダースジャケットと言えよう
極寒時はこれでも耐えられるだろうが中に電熱系の衣類を着用し、手袋も電熱手袋を嵌めて、グリップヒーターのスイッチを入れれば
鬼金棒、これなら冬の北海道でも走破出来そうだ
良き買い物であった...
軽井沢は単に通過点であって目的地はその先の草津にある
そこでランチを食べる予定にしているのだ
しかしながら着くと急用の為に臨時休業に
そこは有名な、洋風レストラン どんぐりさん
残念...
しかたなく次の目的地をナビにセット、途中に店があれば入ろうと走った矢先直ぐにこんな店を見つけて入る
なんとも雰囲気のある佇まい
中に入ると鰻と天ぷらが売りの店のようだ
流石に鰻とは頼めず
天重を頼む
天重1,500円也
これにはサラダが付いていたのだが、思わず食べてしまい、後から写真を撮った画である
私のライダースジャケットを見てバイクで来た事を知り、ご主人、奥様、共々話しかけられて雰囲気の良い、お店であった
美味かった、また来よう...
店を後にし次の目的地へ
今回のツーリングのコースは碓氷峠(バイパス)から草津ルート
草津から次の目的地の榛名山まで
信号が少なく、そしてワイディングロードが多く、とても楽しめる経路となっている
走りながら榛名山はアニメで有名な頭文字Dの聖地だと気づく
流石にトリッキーで面白いルートである
それとは別に高崎方面に降りるルートがあるが
そこは車ではすれ違いが難しいほど狭く、カーブは極急カーブ、高低差は半径10mの範囲で4mから5m程ありまともに走るには常時ギアは2速、3速、固定となる
少しでも操作を誤ればコースアウト必至で崖の下に落ちる
ここを走破するには基本に忠実に操作しなければ安全に降りる事は難しいだろう
今までにも様々な酷道を走ってきたが、これ程難易度の高い道は他にはない
榛名湖にて
後は帰路へ
帰りの関越道は空いていたので
2時間ほどで自宅に着いた...
走りごたえのあるコースであった
ここはマイフェイバリットコースに組み入れよう
それでは、また...