先日のツーリングの帰りの際の高速道路に於いて右のふくらはぎの上部に何やらハタハタと触る、当たる、物が有った
触ってみるとそれらしき物は見つからず、走っている最中だったのでそれ以上の確認は辞めた
自宅に帰りその場所を見ると
緑の線で囲んだこの部分
拡大すると
緑線で囲った下のエンジンとカウルの隙間にシート状の黒いゴムが挟んであり、その左上留まっていたゴムシートが外れ風に煽られふくらはぎに当たっていた...という事だ
このゴムシートはカウル内のエンジンの排熱をライダーに当たらぬようにと考え設けたパーツであろうと考えた
緑線で囲んだ上の部分もそうであろう、この部分は可動部ではないので樹脂製のシッカリとしたものとなっている
そこでハタと気がついた
過去に乗ったハーレー、ドカティ等と比較すると格段にSC57は真夏に乗っても降りたくなるほど排熱で苦しむことがあまりない、排熱の処理がシッカリと出来ている事が分かるチョットしたポイントだ
過去にドカティ・V4パニガーレ乗った記録を転載
ドカティは本当に熱かった
排熱の処理まで考え極力ライダーの負担にならぬようにバイクを作る、こんなところもHONDAという二輪メーカーの凄いところだと敬服する
ゴムシートの取り付け部が鏃のような形状しており、それを差し込みそれが中で広がり留まるといった構造であった
HONDAのバイクのひとつひとつのパーツを見て思う事だが、単にその部品を付ける訳ではなく使い勝手までを考え耐久性も兼ね備えた形状と素材を選び装着する
比較しやすい部分ではバイクスタンドを見るとそのメーカーのバイク作りに対する思い入れが分かる
よくみると接合部の溶接の仕上がりにもそれは分かる所だろう
1年や2年ではその差は現れないが長期になればなるほどそれは顕著に現れる
それが命を預けるものとなればその差のあるというのは只事ではない
帰ってからひと通り全体をチェックしてパーツの外れた以外は問題なし
しかし変わったところを見つける
それはタイヤ
前のオーナーの走り使っていたタイヤの更に外側を使えた事にバイクのスペックの100%ではないにしろ前より上積みして走らせられた事に少しはバイクの走りたいという想いに報いられたのではとバイク馬鹿な私は思って嬉しくなった...
それでは、また...