今日はとても天気が良く、気温もバイクを走らせるには適温

否が応でも気持ちはバイクに向く

しかし暫くエンジンを掛けていない

バッテリーの電圧が気になる

キー捻ると案の定、セルの回りが弱く、エンジンの始動は失敗に終わった

今まではここで断念し諦める事となったが、今は違う

既にこれを予想して予備のバッテリーを満充電してある

幸いハーレーのバッテリー交換はセキュリティーをシャットダウンすれば簡単で直ぐに出来る

今はもう慣れたもので時間は5分〜10分程度あれば可能

今はバッテリー2個を用意して交互に使うのがベスト

今更ながら始めてバッテリーを買い替えた時、駄目になったと思われたバッテリーも実は復活出来たのではないかと薄々感じている、些かディラーの口車に踊らされた感は否めない

即座にバッテリーを交換してバイクを乗り出す

やはり気持ちが良い

腹下の1200ccV型エンジンの鼓動が身体全身を包み込み、心を躍動感を押し上げる

思いのまま右手のグリップを下に深く差し込み限界パワーを絞り出す

音だけを頼りに目線は注意深く前を睨み

自ずとタコメーターは立ち上がり急上昇して一気にレッドゾーンに飛び込む

インジェクションはレブリミットに入ったのでセーフティモードでガソリンカット

一瞬勢いが鈍るがギア上げ回転数が落ちた頃合いでアクセルを捻り更に加速

再びレブリミット

この調子で車の間を縫って走る

この快感がたまらない

走ったあと調子に乗って走った自分を冷静になってみると



また愚行をやらかした…



いい歳して何してんだか…



いつまでたっても…俺は馬鹿だ…


それでは、また…