伊達巻 もう一度 | 社会不適合オヤジⅡ

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好奇心、いよいよ旺盛なもので・・・

お正月気分などもう全く無いんですが、先日作った伊達巻をもう一度やってみたくて。

前回の反省点、もしくは改善点は以下の通りでした。

1.メレンゲを立てなくてもできるのではないか→十分にミキシングすればできるはず

2.厚さが足りないので食感が貧相→深くて少し小さいバットで焼き上げればいいかな

 

というわけで、まずは海老を適当にカットして・・・

これに全卵5個、みりん、日本酒、砂糖、醤油、そして適当に切ったはんぺんを入れます。

入念にミキシングして細かく細かくペースト状になるまで混ぜ合わせます。

ミキシングすることで空気を抱き込むと思います。

メレンゲを立てなくともできるかなぁと判断したのはこのためです。

チョット深めのバットに流し込んで、170度のオーブンで25分ほど。

厚みが増したので焼き時間は少し長めにしました。

オーブン内部に温度ムラがあるのでしょうか。焼き色が斑になっちゃってます。

でもね、ご覧のようにきちんと膨らんできています。これならばやはり白身を別立てにしてメレンゲにする作業はそれほど重要ではないんだと確認できました。

シロップを用意して・・・

単純に上白糖を水で溶いたものです。けれどこれが足りないと美味しくできません。

やはり伊達巻はある程度甘く仕上げるほうが良いと思います。

熱々のまま裏側に切り込みを入れて、シロップを塗り込みます。

カットしてあるので、スポンジ状になった伊達巻はシロップを面白いように吸い込んでくれます。

ラップできつく巻き上げて・・・・

毎度おなじみ鬼巻き簾できつく巻き上げます。

3時間ほど冷却して・・・・

何でしょうこのグラデーション🌝

さてさて、カットしてみますね。

うん。「のの字」くらいに巻きたかったので、これくらい厚さがあるときれいに仕上がります。

ほらほら~いい感じです(^o^)

この姿にしたかったんですよね。前回の作り方だと厚みがなくて食感が貧相だったんです。

ちなみにこれが前回の作。

ただ、焼き色はこっちのほうが均一に仕上がってます。

おそらく厚さが薄かったから火の通りが良いのかもしれません。

こっちはメレンゲを立てて作ってありますが、厚さが薄いためかフワフワ感はそんなに変わりません。

つまりある程度厚く作りさえすれば、良い食感に仕上がることがわかりました。

うん、エビの風味をわずかに感じます。

厚めに焼き上げたのでフワフワ感は十分ですし、甘みもちょうど良くてお醤油の風味も感じられて日本人の好む「甘じょっぱい」仕上がりになってます。

 

うん。これで完成かな。これならば自信を持ってお出しできます←商売する気??

伊達巻は銅の卵焼きパンで焼くのでしょうが、オーブンで作れば失敗がありません。

どうぞお試しになってくださいね。

あ、レシピを乗せておきましょう

 

1.はんぺん 130g(紀文のはんぺんを使いました)

2.海老    60g(今回は冷凍のブラックタイガーです)

3.全卵    5個(Lサイズです)

4.上白糖   30g

5.みりん  大さじ1

6.日本酒 大さじ1

7.醤油  小さじ1(はっきりした味がお好きでしたら、少し増やしても良いかも)

シロップは上白糖45gを水50ccでよく溶いて使います。

 

来年は是非手作りの伊達巻をお作りになってはいかがでしょう~

美味しいですよ(^o^)/