これは厳しい! | NZらいふ:ニュージーランド生活情報、日々の出来事、そして子育て

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案ずるより産むが易し(?)の精神と、楽観的な性格でNZ移住23年。無計画なワーホリ時代を経て、多種多様の仕事を経験。2012年に乳がんにより全摘、抗がん剤、放射線治療を受けました。NZの医療システムについても書いています。
ぷらす、子育て奮闘記!

ボーダーコントロール!

 

ニュージーランドの空港税関は厳しいね。

 

私は里帰りから戻ってくるときは、相当な量の食品を持ち込みます。

勿論、ちゃんと申告しますよ。

持ち込んではいけない食品も、一応把握しているつもりなので没収されたことはありません。

オボッチャマ君と私で、それぞれ大きいスーツケース、機内持ち込みサイズのケース、身の回り品を入れる小さいバッグ。

多分すべてに何かしらの食べ物が入っている(笑)

 

一度税関のオジサンに、「食べ物は一つのケースにまとめれば全部開けなくて済むのに。。。」って言われたことがあります。

でも、成田で搭乗待ちに売店でラストミニッツの買い物しちゃったりするじゃないですか?

機内で食べるオヤツにじゃがりことか(笑)

 

毎回ニュージーランドに到着したら荷物は全部開ける覚悟なので、一度開けたらケースが閉まらない!という詰め方はしませんが。。。

 

でも去年の里帰りで、初めて税関で荷物を開けられなかった!

エックス線の所で係員の人から、「どんな食品が入ってますか?」って聞かれたんだけどさ。

 

私 「Well.....All sorts.....」 (えーっと、色々。。。)

 

としか答えられなかった(笑)

だって、いろんなものが入ってるから、「どんな?」と聞かれてもねぇ。

 

そしたら、「キャンディとかロリーとか入ってる?」って。

 

はいはい。

日本ののど飴は美味しくて種類も多いので、結構な量を買ってきます。

 

私 「Oh, yes! Lots of them」

 

どうやら薬(錠剤とか)と思われたかもしれない。

 

エックス線の後で荷物を開けるんだと思ったら、「はい。行っていいよ~」ってスルーだった。

初めてだから「え?本当にいいの?」って思っちゃった。

 

さて。。。

ニュージーランドの税関で、そう簡単にはいかなかったケース。

そのニュースはこちら。

 

ワークビザでNZに戻って来たベルギー人が、ソーセージをバックパックに入れて申告せずに持ち込もうとしたんだって。

 

美味しそうだけど。。。

申告したとしても、彼の持ってきたソーセージは持ち込み禁止指定食品だから没収されるんだけどね。

 

テレビのボーダーコントロールを観ても、こういうケースって全然珍しくない。

持ち込み禁止品は没収されて、罰金払わされる。

 

ところがこのベルギー人のケースでは、彼が持ち込み禁止であることを知っていたのに密輸しようとしたとして、彼の入国を拒否した!

ベルギーへUターンです。

 

ただ、彼の場合ワークビザを持っていて、ビザ条件に違反したわけでもないので、戻ってこようと思えば翌日にでも戻ってこられます。

でも往復の旅費を無駄にした。。。

ソーセージの為に。。。

 

これはかなり厳しい。

けど、NZのような酪農が経済に重要な役割をしている小さな島国では、害虫や病原菌がとんでもない被害につながるからね。

 

密輸といえば。。。

 

お友達がね。。。

(その方から、あえて私のブログで記事にしてほしいと!)

 

タバコを吸う方なんですが、NZってタバコがとんでもなく高いじゃないですか?

それで、彼女は日本から定期的に葉タバコ(手巻きするタバコ)を郵送してもらっていたんだって。

 

そしたら、NZ Customからお手紙が来て、税金払って品物を受けとるか、廃棄するか?っていう。

 

NZのタバコの免税枠(Duty Free)は、巻きタバコ50本、葉タバコは50gとなっています。

なので、彼女はいつも50gを超えない量を送ってもらってたから、今回なぜ???ってなったのね。

 

それで調べてみたら、タバコを50本もしくは50gがDuty Freeなのは、自分で持って来る場合のみ。

郵送の場合には、通常一品の価格が$60を超えなければ税金を払う義務はない(一部製品を除く)のだけど、タバコと酒類は例外。

価格や量に関わらず、DutyとGSTを払わなくてはいけない!

 

つまり、彼女、知らずに密輸していたのですね(笑)

 

Customのシステムがどうなってるのか定かではないんだけど。。。

 

もう10年以上前になるけど、デビ男さんの友人(マレーシア人)がクリスマスや誕生日に何か送ってくれていたのね。

ある時その人は、ガーデニング好きのデビ男さんが喜ぶだろうと、植物の種を送って来たのよ。

デビ男さんにCustomから手紙が来て、この種はNZでは歓迎されない植物なので廃棄処分にしますって。

 

まぁ、デビ男さんは種なんてどうでもいいけど、一応送ってくれた人には事情を説明して、こういうものは送らないでとお願いしました。

 

ところがその後、その人からの荷物は必ずCustomによって開封され、「Customで開けました」というステッカーが貼られてくるようになったのよ。

なので、もしかしたらCustomには「要注意リスト」みたいなのかあるのかしら?なんてね。

 

タバコを密輸していた友人(笑)

今までにタバコは何度か送られてきたのに、なぜ今回だけ??

Customのチェック、甘かったのかな。。。

 

でも、DutyとGST(消費税)を払っても、NZで買うより安いんだそうですよ、タバコ。。。

(現在辞める努力中だそうです!)

 

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