暖かくなってきて、ゴルフのシーズンも始まりましたね。
生徒さんにはゴルフをされる方もいて、よくスイングを見たりします。
そのスイングの前のアドレスについて書きました。
スタンスを決めて、クラブをボールの所まで下げる時、
全身で身体を下の方に圧縮するように縮めてしまいやすい。
そうすると、様々な関節が動きづらくなってしまう。
結果、腕だけのスイングになってしまって、身体がうまくいかせません。
クラブを下げていくには、身体を「折る」感じにしましょう。
特に股関節・膝関節・足首関節で。
下に縮もうとするのと、身体を「折る」感じでは、
身体の動きやすさが全然違いますよ。
先日、facebookページを開設しました。よかったらこちらも見てください。
http://www.facebook.com/pages/アレクサンダーテクニーク教師-青木紀和/157999667596059
アレクサンダー・テクニークの学びに関して情報発信していこうと思います。
体験は伝えられませんが、体の使い方の意識の仕方などを
わかりやすく開設していこうと思います。
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また、次回の名古屋レッスンは5月22日です。
おかげさまで午後の個人レッスン枠は多数の申込をいただき、埋まりました。
午前中のグループレッスンはまだ空きがありますので、
ぜひ一度いらしてください。きっと驚きの体験ができると思います。
「響きあい」というオルガニストの生徒さんの公演に行ってきました。
ソプラノの歌手、朗読の方、オルガン、ピアノの引き語り、そして陶芸家。こうしたアーティストの方々が聖書物語や北原白秋、野口雨情などの詩歌を演奏し、歌います。詩として朗読を聞き、そしてそれを歌にして、音楽と共に聞く。それぞれの味わいがあり、言葉と音楽という表現の違いを楽しめました。
陶芸家の方の作品は別の機会で見られるということで、今日は紹介だけでしたが、もし見れればどのように陶芸というアートと音楽が響き合うのかも感じてみたいと思います。
オルガンという楽器自体は知っていましたが、どのような機構で音がなり、どのような楽器なのかは十分には知っていませんでした。今日の公演は日本キリスト教団の原宿教会で行われたのですが、そこにあったオルガンを観察してきました。
オルガンにもたくさん種類があるそうです。基本的には鍵盤の楽器でピアノのような形状ですが、ピアノは弦をたたくのに対し、オルガンは鍵盤を押す事でパイプに空気を上に逃がすことで音を出します。オルガニストの彼女がいうには、原始的な楽器だそうです。
体の使い方の観点でいうと、オルガンとピアノの違いは、足の鍵盤があることです。ピアノにもペダルはありますが、基本的には片足で使い、主に一つの鍵盤だけを踏んだり、踏まなかったりするだけです。オルガンは、オルガンの端から端まである足の鍵盤を両足で踏んでベースの音をだします。手だけでも大変そうですが、足も加わり、しかも両足で行うのです。四肢の全てを使って演奏していくんです。すごいですよね。
ピアノの場合は、主に左足は床についているのでサポートとして体をしっかり支えていくことができますが、オルガンの場合は足をサポートに使いづらいのです。そのため重要になってくるのは座面上でのバランスです。頭も含めて上半身で体のバランスをうまくとっていかないとなりません。
そのためには、背中側だけでなく、体の前面側のサポートもうまく使っていく必要があります。背中側だけでやろうとすると、背中がかなり緊張せざるを得なくなり、腕や足の自由な動きを妨げてしまうでしょう。さらには座面にのせている太ももの半分くらいまでも自分のサポートにできると思っていると、より前側をサポートに使える感じを受けやすくなります。常にバランスをとっていることを意識しながらやっていくことで、体の余計な緊張を減らしていけるでしょう。
これらは生徒さんとのレッスンを通じて得た私の考察です。実際にレッスンを受けていただけるとよりその実感を伝えられると思います。
なお、この原宿教会ですが、洗練されたコンテンポラリーな建築でした。まだ新しい素敵な教会です。人数もそれほど多くなく、かなり前の方でかぶりつきで聴いてたのですが、沢山のいい刺激とエネルギーをもらえました。
ソプラノの歌手、朗読の方、オルガン、ピアノの引き語り、そして陶芸家。こうしたアーティストの方々が聖書物語や北原白秋、野口雨情などの詩歌を演奏し、歌います。詩として朗読を聞き、そしてそれを歌にして、音楽と共に聞く。それぞれの味わいがあり、言葉と音楽という表現の違いを楽しめました。
陶芸家の方の作品は別の機会で見られるということで、今日は紹介だけでしたが、もし見れればどのように陶芸というアートと音楽が響き合うのかも感じてみたいと思います。
オルガンという楽器自体は知っていましたが、どのような機構で音がなり、どのような楽器なのかは十分には知っていませんでした。今日の公演は日本キリスト教団の原宿教会で行われたのですが、そこにあったオルガンを観察してきました。
オルガンにもたくさん種類があるそうです。基本的には鍵盤の楽器でピアノのような形状ですが、ピアノは弦をたたくのに対し、オルガンは鍵盤を押す事でパイプに空気を上に逃がすことで音を出します。オルガニストの彼女がいうには、原始的な楽器だそうです。
体の使い方の観点でいうと、オルガンとピアノの違いは、足の鍵盤があることです。ピアノにもペダルはありますが、基本的には片足で使い、主に一つの鍵盤だけを踏んだり、踏まなかったりするだけです。オルガンは、オルガンの端から端まである足の鍵盤を両足で踏んでベースの音をだします。手だけでも大変そうですが、足も加わり、しかも両足で行うのです。四肢の全てを使って演奏していくんです。すごいですよね。
ピアノの場合は、主に左足は床についているのでサポートとして体をしっかり支えていくことができますが、オルガンの場合は足をサポートに使いづらいのです。そのため重要になってくるのは座面上でのバランスです。頭も含めて上半身で体のバランスをうまくとっていかないとなりません。
そのためには、背中側だけでなく、体の前面側のサポートもうまく使っていく必要があります。背中側だけでやろうとすると、背中がかなり緊張せざるを得なくなり、腕や足の自由な動きを妨げてしまうでしょう。さらには座面にのせている太ももの半分くらいまでも自分のサポートにできると思っていると、より前側をサポートに使える感じを受けやすくなります。常にバランスをとっていることを意識しながらやっていくことで、体の余計な緊張を減らしていけるでしょう。
これらは生徒さんとのレッスンを通じて得た私の考察です。実際にレッスンを受けていただけるとよりその実感を伝えられると思います。
なお、この原宿教会ですが、洗練されたコンテンポラリーな建築でした。まだ新しい素敵な教会です。人数もそれほど多くなく、かなり前の方でかぶりつきで聴いてたのですが、沢山のいい刺激とエネルギーをもらえました。
先日、『「治る力」の再発見ー自然治癒力を生む生命の原理』を読んだ。著者は医学博士の大塚晃志郎氏で、ホリスティック医学研究所所長で、日本ホリスティック医学協会創立メンバーであり、その元理事も勤められた人です。
また、この本の序文はアリゾナ大学医学校臨床医学教授のアンドルー・ワイル博士が書くなど、日本のホリスティック医療の分野の権威でしょう。
大塚博士はこの本の中で、自然治癒力を高める基本的な条件を5つ挙げている。「呼吸」「食事」「運動」「心の状態」とそして「姿勢」である。それを図式化したのが下の図。

普通はこの5つの中の始めの4つはよく出てくるものであり、多くの人が納得のいくところだろう。博士はこれに加えて「姿勢」の重要さを述べている。そしてそれはこの「4つの基本条件を支える柱」であるとしており、図の中でもピラミッドの頂点に置いている。以下は本書の引用。
「ヨガでも禅でも、とにかく形と姿勢にこだわる。心の様相は姿勢にあらわれるという考え方である」
「東洋が見出したものは、姿勢が決まることにより丹田が決まるということであり、それが心身全体の能力を大きく左右するということである」
「食事が血液の質を変え、血液循環の良し悪しにかかわるものなら、姿勢も血液循環に関わるという点でつながることになる。また、姿勢が悪いままで食べれば、胃腸を変な形で圧迫するだけでなく、曲がった背骨より胃腸にはりめぐらされた自律神経系のはたらきは当然悪くなる。胃腸の消化吸収能力や健康状態にもかかわってくるのは当然のことと考えられる」
「4つの基本条件をしっかり支える柱、かつ心身統一をつくりだす鍵として、「姿勢」は重大な役割をもつことがわかる。
(以上、引用)
このようにドクターも姿勢の重要さを明確に伝えているんです。創始者のF.M.アレクサンダーは「体の使い方は体の機能に影響を与える」といった。原理的にいっているため、健康によいというような積極的な表現とはなっていない。しかし、博士はもっとストレートに「適切な姿勢」は「自然治癒力」を高めると。より健康な状態でいられると言っている。
そして、アレクサンダー・テクニークで伝える姿勢や体の使い方の知恵は、博士のいう「適切な姿勢」であると私は思う。それは自分自身もよりよい状態でいられること、日々のレッスンでそれが結果として現れていること、BMJ論文で慢性的な腰痛にアレクサンダー・テクニークのレッスンが効果があったことがわかったこと、このワークが100年間続いてきたということからだ。
この本はホリスティック医学の権威がまとめた自然治癒力の活かし方が説明されている。多種多様な代替療法や各国の伝統医療を博士が長年の研究を通じて選りすぐってまとめられたものなので、とても信頼できます。そしてとてもわかりやすい。おすすめの一冊です。他の観点でも伝えようと思っています。

また、この本の序文はアリゾナ大学医学校臨床医学教授のアンドルー・ワイル博士が書くなど、日本のホリスティック医療の分野の権威でしょう。
大塚博士はこの本の中で、自然治癒力を高める基本的な条件を5つ挙げている。「呼吸」「食事」「運動」「心の状態」とそして「姿勢」である。それを図式化したのが下の図。

普通はこの5つの中の始めの4つはよく出てくるものであり、多くの人が納得のいくところだろう。博士はこれに加えて「姿勢」の重要さを述べている。そしてそれはこの「4つの基本条件を支える柱」であるとしており、図の中でもピラミッドの頂点に置いている。以下は本書の引用。
「ヨガでも禅でも、とにかく形と姿勢にこだわる。心の様相は姿勢にあらわれるという考え方である」
「東洋が見出したものは、姿勢が決まることにより丹田が決まるということであり、それが心身全体の能力を大きく左右するということである」
「食事が血液の質を変え、血液循環の良し悪しにかかわるものなら、姿勢も血液循環に関わるという点でつながることになる。また、姿勢が悪いままで食べれば、胃腸を変な形で圧迫するだけでなく、曲がった背骨より胃腸にはりめぐらされた自律神経系のはたらきは当然悪くなる。胃腸の消化吸収能力や健康状態にもかかわってくるのは当然のことと考えられる」
「4つの基本条件をしっかり支える柱、かつ心身統一をつくりだす鍵として、「姿勢」は重大な役割をもつことがわかる。
(以上、引用)
このようにドクターも姿勢の重要さを明確に伝えているんです。創始者のF.M.アレクサンダーは「体の使い方は体の機能に影響を与える」といった。原理的にいっているため、健康によいというような積極的な表現とはなっていない。しかし、博士はもっとストレートに「適切な姿勢」は「自然治癒力」を高めると。より健康な状態でいられると言っている。
そして、アレクサンダー・テクニークで伝える姿勢や体の使い方の知恵は、博士のいう「適切な姿勢」であると私は思う。それは自分自身もよりよい状態でいられること、日々のレッスンでそれが結果として現れていること、BMJ論文で慢性的な腰痛にアレクサンダー・テクニークのレッスンが効果があったことがわかったこと、このワークが100年間続いてきたということからだ。
この本はホリスティック医学の権威がまとめた自然治癒力の活かし方が説明されている。多種多様な代替療法や各国の伝統医療を博士が長年の研究を通じて選りすぐってまとめられたものなので、とても信頼できます。そしてとてもわかりやすい。おすすめの一冊です。他の観点でも伝えようと思っています。




