和楽器(笛)である能管奏者の滝沢成実さんが、アオキアレクサンダーレッスンの12回コースレッスンを受講されて、その感想を教えてくれました。滝沢さんはプロとして全国、全世界で活躍されている方です。
「正直、ここまで効果が高いとは思いませんでした」という驚きを伝えてくれています。
そして、前側意識アプローチを身につけていただくことで、12回のレッスンで自分自身でいい状態にいられるように改善していけることが書かれています。体の不調で来られていたんですが、それが元にもどるだけではなく、よりよい演奏ができる状態まで至ったと。
能管奏者 滝沢成実さん
「正直、ここまで効果が高いとは思いませんでした。整体やマッサージのような“対処療法”ではない、根本的な解決法を教えていただけるのが大変ありがたいことでした。
横笛の演奏(主に能管)において不調が6~7年続き、スランプという言葉で片付けていたのですが、「何か原因があるはず」と、一刻も早く脱出すべくあれこれ試みるも状態は改善しない状態が続いていました。そして失敗経験が続くと、舞台に出る前に「また失敗するんだろうな・・・嫌だな・・・」という良くない緊張=アガリを覚えてしまいました。以前なら緊張が集中に結びついていたのですが、すっかりマイナスな緊張が常になってきて、演奏することが怖くなっていました。
アオキアレクサンダーレッスンは、もうほとんど最後の頼みの綱という気持ちで受講しました。12回シリーズの前半では、「解決した!」と思うとまた元の状態になったり、別な問題が出たりしていましたが、12回のレッスンを終える頃には、指導していただいた内容を自分なりに適用できるようになり、劇的に改善に向かいました。できなくなっていた演奏がまた出来た!というのでもOKなのですが、「以前の良かった状態の復元」を超えて、「更にその先へ行けた状態になれた」ことが何よりも喜ばしく、このレッスンに心から感謝する次第です。
具体的に効果的だったことは、まず「支えが前にある」という考え方です。身体を後ろに傾けてしまうことが多く、またそれが良いと何故か思っていたので、「前に」というのはまず大きな転換でした(実際、真直ぐにした状態が前傾に感じられたものでした)。
それから「腕をラクに下げて構えてよい」、「頭を高く、そして前に」、「首の後ろをラクに」、「左手の小指に力を入れない」、「瞬間的にお腹をはることで息が強く出る」、「息継ぎの時に体に力を入れない」、「指は腕の先端で、指に腕がついていく」などが助けになりました。こうした諸々のポイントをひとまとめにして、「風邪などで不調な時の力の抜け具合」(笑)と考えて上手くいっています。強く吹き込むのが信条の能管ですが、無駄な力の入れ方では非効率的になって体を痛めるようです。柔から剛が生まれるのが望ましい状態だと思います。
心が身体に影響すると長い間思っていましたが、ひょっとしてその反対ではなかろうかと疑ったのが、このレッスンへのきっかけでした。得たものを考えると、12回シリーズのレッスン料は安かったです。本当にありがとうございました。素晴らしいレッスンでした。」
第一線で活躍されている方に取り入れてもらえたことはとても光栄なことでした。こうした方ほど体を酷使せざるを得ず、それ故に自分ではどうにもできない問題で悩まれている場合もあるでしょう。
こちらの教室には、管楽器奏者、弦楽器奏者、声楽の方など、音楽に関わる方も多くみえています。一般的なアレクサンダー・テクニークのレッスンとの違いに驚くかもしれません。しかし、その効果にもっと驚いていただきたいのです。ベースにはアレクサンダー・テクニークがありますが、それを更に洗練させた前側意識アプローチも伝えることで、驚きの変化に導けます。
1回の体験レッスンで違いがわかると思いますので、一度いらしてびっくりしてみてください。
http://www.alexlesson.com/