チンパンジーは我々の祖先ではない | カラダのココロ

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アレクサンダー・テクニーク教師の青木紀和のブログ。
よりよく自分自身を使いこなすヒントやアイデアに関する情報を綴ります。

最近は人類学にも興味を持っていて、いくつか本を読んでいます。
私たちの体の使い方を進化の視点から関係づけられるのではないかと考えているんです。
それで読み進めてみると、色々面白い。

その中の「ヒトの進化700万年史」では、「チンパンジーは我々の祖先ではない」と。

(引用)
人間に最も近い動物は、チンパンジーである。今から700万年以上前、私たちの祖先は、彼らの祖先とまだ分かれていない同じ仲間だった。理由は不明ながら、その共通祖先から、人間の祖先が別の道を歩み始めた。覚束(おぼつか)ない直立二足歩行で。つまり、現生のチンパンジーは、遠い昔に私たちの祖先から別れ、別の進化史をたどった子孫である。



類人類(チンパンジーや、ゴリラ等の種類)から進化して直立二足歩行を始まめてから700万年、そして現生人類=ホモ・サピエンスになってから20万年が経っているとのこと。

果てしなく長い時間があって、私たちはこうやって二足歩行しているんですね。

色々と勉強になります。



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