私が、PCLプロジェクトから外れて、アマダのソフト工房10階のアムテック本体に戻って、平田社長に関わってはいけないと言われたAP200CADの保守作業に着手し始めた時、AP200CADのリーダーだった坂口聡さんが言った言葉が、「アマダのソフト開発はお金をたんまり投入してお金で開発するんだ!技術なんかは要らないんだ!」と断言されていました。
そんな坂口さんですが、その2年前のAP100の前段となるNewAP構想の時には、「AP60は短命で終わる!次を開発する必要がある」と言っていました。AP60はデータベースに問題があり、それが主な原因で、開発進捗が遅れに遅れて、ボロボロとなり、200億円以上の外注費をかけていたのを反省しての筈だったのに、2年も経つところっと変わって、お金で開発するんだに変わっていた。
元々それでいいなら、私はNewAP構想に関わらずに、AP100開発に必要な工数を減らす知恵も絞らなかったのに。
もうNewAP構想からは30年が経ちますが、正統とされるIOTAモデルは発売はおろか、発表さえもされていません!田辺和生さんが断言していたように、お金をいくら使ってもいいのなら、IOTAさんたち(井一義人さん、小木曽さん、田辺和生さん、青木保さん)の退職を待たずに、その威厳を示すためにも、是非発売して、住田徳蔵さんがおっしゃったように、IOTAモデルを世に問うて下さい!