【複製】倉澤睦由さんの言葉「ヤベッえ、(見つかった)」 | 藤村佳久のブログ

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私がまだアマダのソフト工房7階で、AP100のグラフィックやモデルを設計実装していた時に、

倉澤睦由さんがおっしゃったうかつな言葉が「ヤベッえ、(見つかった)」でした。

倉澤さんは自動加工を担当していたのですが、パンチングの加工の知識や経験がなくて、実質会社に出社はしているものの仕事は手付かず仕舞いで、不思議に思った私が倉澤さんのPCを覗いてみたら、何もしていないのを見つかったと仰いました。

倉澤さんはAP60から移植してくる予定だった割り付けルーチンも井一義人さんらによる芋蔓ヘッダーのために実質手付かず仕舞いでした。結局この部分は私が何晩か徹夜して芋蔓を解いてクラス化して渡したのですが。

結婚して奥さんを生活させないといけない立場だったにせよ、日々残業までして座ってだけいてお金を稼がせてもらっていたわけですね!

柳下幸夫さんは「アマダはいい会社なんです。結果を問わないから」と言っていましたが、売れる商品が無くて会社が成り立つわけがないと私は疑問でした。

アマダグループは、出社して、席に座っているだけで、ほとんど何もしないでも、毎月給料がもらえるいい会社です!

 

 

 

「サラリーマン根性」という言葉があります。これを私は時間の切り売りと解釈しています。

つまり、「私は朝8時に出社して、5時まで会社にいます。ロクに注文を取ってもこないし、入社して25年何一つ新製品開発をした実績はありません。しかし、毎日会社に出てきているので8時間分の給料をください」というのが、サラリーマン根性だと定義づけているのです。

いくら優秀で、やる気のある人を採用しても、周囲にこんな社員がいれば、新人はすぐにダメになってしまいます。

永守重信さん著の「情熱・熱意・執念の経営」より