「家事援助」
(掃除・洗濯・調理)
で 訪問していた
利用者さんの家は
駐車場がないので
駐車できる空き地へ
空き地から歩いて 20分
そこから階段 110段
とにかく 下関は
階段と坂が多いのです
仕事が終わって車に戻ると
鍵が無い
利用者さんの家に
忘れてしまったのです
利用者さんは
「外出する」 と
言われていたので
坂道と 階段 30段
30分かけて私の家へ
右隣のかたに
椅子をお借りして
1m35㎝のコンクリートの
ベランダの塀によじ登り
私の部屋のベランダへ
3 階
「落ちたら死ぬ」
震える足で渡りきって
降りる時
左手で隔て板
(通称 蹴破り板)
の上を
しっかり持っていたので
左手を脱臼
ガラス戸に鍵を
かけていたらアウト
掛けていませんでした
お隣に お礼を言って
予備の鍵を持って
車の所へ
それまで
気を張っていたのに
家に帰りついた途端
10歳くらい老けました
「ラッキーだった事」
① 次の仕事の予定が
無かった
② お隣のかたが
デイサービスを
お休みされて
在宅だった
(左隣は留守)
③ ベランダのガラス戸に
鍵を掛けていなかった
④ 予備の鍵を
すぐ分かる所に置いていた
「一つでも 欠けていたら」
と 思うと ゾッとします
思い出すたびに
「神様ありがとう」 と
感謝しています
利用者さんの家に
忘れた鍵は
翌日訪問して
受け取りました