かなり重症かと思っていた腰痛だったが、今朝になったら痛みはかなり取れていた。
用心のためトレーニングは休んだが、明日からは多分大丈夫だろう。
週に一度の外でのHr練習も出来たので、まあよし(^^)
Twitter/Xを眺めていたら、今年が武満徹没後30年だという事を知った。
私の20世紀の日本人作曲家の作品との出会いは、高校1年の時の吹奏楽コンクール東北大会で秋田南高校が演奏した三善晃の『管弦楽のための協奏曲』だった。
何が何だか分からなかったが、とにかく「凄い!」と思わされた演奏。
同年の花輪高校「ラフマニノフ:交響曲第一番4楽章」と共に、実況録音レコードを繰り返し繰り返し聴いたものだった。

翌年、当時東京の普門館で行われていたコンクール全国大会で同じく秋田南高校が演奏したのが矢代秋雄の「交響曲第4楽章」。
これまた強烈なインパクトだったのをよく覚えている。
その後Wオケに入ったのだが、一年目にして『春の祭典』だの、英国人作曲家モーリス・パートの交響曲第一番の世界初演(!)だのと、オーケストラ初心者にもビックリするような作品との出会いがあった中、「オケの西ドイツツアー(1986年当時)の中で武満徹の『遠い呼び声の彼方に!』という曲を演奏する」という話が聞こえてきた。
タケミツ...、という名前には少し聞き覚えがあったものの、まさか現代日本を代表する大作曲家などとはつゆ知らず、「ふーん」と聞き流していたように思う。
一度リハーサル会場にいらしたことがあったが、「何かガイコツみたいな人だな」と思ったのを覚えている(苦笑)

『遠い呼び声の彼方に』という作品そのものについては特に記憶はないのだが、大学2年の時に更に驚くようなことがあった。
秋に予定されていた大学創立百周年記念式典に際して、タケミツへの委嘱作品をWオケが世界初演!するというのだ(驚)!
同式典の記念演奏会でGM8番(千人の交響曲)をアマチュア初演するというのと併せて、前年の西ドイツツアーに匹敵するようなビッグプロジェクトを経験する巡り合わせとなったのだった。
タケミツの新作は『星と島』(スター・アイル)というタイトルで、「WASEDA」という校名から「As-E-D-A」というモチーフを導き、そこから発展させていくという内容。
こちらは練習もよく聴いたので、所謂「タケミツ・トーン」に馴染むきっかけとなったのだった。

思い返すと、『星と島』もGM8番も降り番だったので、もしかすると音楽人生最大のチャンスを逸していたのかもしれない。
まあ今も昔も下手くそだったので、自分に責任があるのだが(苦笑)
何はともあれ10代のうちに三善や矢代やストラヴィンスキーやタケミツとの出会いがあったおかげで、その後も20世紀音楽/現代音楽への拒否感というか嫌悪感みたいなものをあまり感じすることなく過ごせたのはとても幸運だったと、還暦を過ぎて改めて思う。
CD棚にも、20世紀音楽作品/現代音楽作品/日本人作曲家作品を合わせると数百枚は並んでいる。
日本人作曲家では特にタケミツと伊福部昭の作品が多い。
伊福部作品については、初任校の卒業生が在籍していた陸自中央音楽隊のコンサートで『シンフォニア・タプカーラ』を聴いたのが好きになったきっかけだったと思う。
この時伊福部先生ご本人の姿も結構近くでお見掛けしたのはいい思い出(^^)

...と、ちょっと脱線してしまったが(苦笑)、とにかくタケミツは私にとって縁浅からぬ作曲家であったのだ。
本棚に並んでいるこちらの本など、後で読み直してみる事にしよう。







































